2026年の日経新春杯(GⅡ)は、例年の京都開催らしい堅い決着とは異なり、やや波乱含みの一戦となりました。
今年は展開や位置取りが結果に大きく影響し、各馬の立ち回りが明暗を分けるレースだったと言えるでしょう。
本記事では、
・レース全体の流れ
・上位入線馬の評価
・レースから見えてきたポイント
この3点を中心に、日経新春杯2026を振り返っていきます。
日経新春杯2026 レース結果概要
| 着順 | 枠番 | 馬番 | 馬名 | タイム | オッズ |
|---|---|---|---|---|---|
| 1着 | 5 | 6 | ゲルチュタール 牡4 530kg(+6) 坂井騎手 56.0kg 栗東・杉山晴厩舎 | 2:25.7 (34.3) | 2.3倍 1人気 |
| 2着 | 5 | 7 | ファミリータイム 牡5 480kg(+2) 松山騎手 55.0kg 栗東・石坂厩舎 | 2:25.7 (34.4) クビ | 25.2倍 11人気 |
| 3着 | 6 | 9 | リビアングラス 牡6 494kg(0) 岩田康騎手 56.0kg 栗東・矢作厩舎 | 2:26.0 (34.4) 1.1/2 | 21.2倍 9人気 |
| 単勝 | 6 | 230円 | 1人気 |
|---|---|---|---|
| 複勝 | 6 7 9 | 130円 490円 430円 | 1人気 10人気 8人気 |
| 枠連 | 5➖5 | 2,280円 | 10人気 |
| 馬連 | 6➖7 | 2,430円 | 7人気 |
| ワイド | 6➖7 6➖9 7➖9 | 1,000円 860円 4,940円 | 10人気 8人気 55人気 |
| 馬単 | 6▶︎7 | 3,210円 | 9人気 |
| 3連複 | 6➖7➖9 | 14,610円 | 52人気 |
| 3連単 | 6▶︎7▶︎9 | 50,950円 | 173人気 |
レース展開のポイント
スタートしてから隊列はすんなりと決まり、ファミリータイムが後続を約4馬身引き離して逃げる形。
ただし前半1000mは1分01秒4とペースは緩く、全体としてはややスロー。
結果的に差し・追い込み馬には厳しく、4コーナーで前目の位置を確保していた馬が有利な展開となった。
上位入線馬の評価
勝ち馬の評価
ゲルチュタールは好スタートから積極的に運び、2番手の理想的なポジションを確保。
3コーナーの坂下から自らペースを引き上げ、持ち味である長く持続する脚を存分に発揮すると、直線では逃げるファミリータイムを首差で捉え切った。
展開・位置取りともに噛み合い、能力を最大限に引き出しての嬉しい初重賞制覇。
まだ成長の余地も大きく、今後はワンランク上の舞台でも注目すべき一頭だろう。
2着・3着馬の評価
2着 ファミリータイム
過去に条件戦でゲルチュタールと対戦した際、0.9秒差で敗れているが、その時は斤量差が4kgあり、道中で落鉄する不利も重なっていた。
その後は条件戦を連勝し、前走の中日新聞杯(GⅢ)では控える競馬で結果が出なかったものの、今回は積極的な競馬に戻して本来の持ち味を発揮。先行馬有利な展開だったものの、勝ち馬に迫る2着と、重賞でも通用する能力を示した一戦だった。
3着 リビアングラス
展開の利を受けた面は否めないものの、久々に馬券圏内へ好走。
鞍上との相性の良さも感じられ、昨年の同時期にも好走している点を踏まえると、季節的な適性の高さがあったのかもしれない。
人気馬の敗因
6着 コーチェラバレー (3番人気)
負担重量53kgの軽ハンデで人気を集めたものの6着に敗戦。道中は中団の内と、決して悪くない位置取りだったが、直線ではいつもの切れ味を発揮できず着外に終わった。レース間隔が詰まっていた点を考えると、やはり疲労が残っていた可能性は否めない。
8着 シャイニングソード (2番人気)
位置取りが最後方からとなり、上がり最速の脚は使ったものの8着まで。
もともとやや人気過剰の印象もあり、この展開で最後方からでは成すすべのない結果だった。
まとめ|日経新春杯2026 レース回顧
日経新春杯2026は、馬場状態とレース展開が結果を大きく左右し、先行馬に有利な一戦となりました。その影響もあり、京都開催では比較的堅く収まりやすい同レースとしては珍しく、やや波乱含みの決着に。
それでも、持ち味を発揮し、落とせないレースできっちり結果を出したゲルチュタールの走りは高く評価でき、今後のさらなる飛躍を期待させる内容だったと言えるでしょう。


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