東スポ杯2歳ステークス(東京スポーツ杯2歳S) は、のちのクラシック戦線で主役クラスとなる馬が多数輩出される「出世レース」。
過去の勝ち馬にはクロワデュノール、コントレイル、ワグネリアン、など、後にG1で活躍する馬がずらりと並びます。
この記事では、過去10年のデータを基に「好走馬の特徴」「枠順傾向」「脚質」「人気」などのポイントを網羅的に分析し、東スポ杯2歳Sで狙いたいタイプをわかりやすくまとめました。
■ 東スポ杯2歳ステークス基本情報
- 開催競馬場:東京競馬場
- コース:芝1800m(左回り・Cコース)
- 時期:11月24日(月)
- 出走条件:2歳オープン (国際)(指) 馬齢
■ 東京芝1800mのコース特徴

1〜2コーナーの間にある“ポケット”がスタート地点となり、発走後は2コーナーを斜めに横切って向こう正面へ入るという、非常に特殊なレイアウトが大きな特徴です。スタートから3コーナーまでは約750mと長く、先行争いは激しくなりにくいのがポイント。直線は525.9mと十分な長さがあり、3コーナー手前には1.5m、直線途中には2.1mの上り坂が設けられているため、タフさと瞬発力の両方が求められます。
基本的には内枠が有利。とはいえ、位置取りそのものが勝敗を大きく左右するわけではなく、肝となるのは直線で余力を持って速い上がりを使えるかどうか。先行力だけでは最後の切れ味勝負で見劣るケースも多く、重賞・オープン特別ではゆったり流れて瞬発力勝負になる傾向があります。
コース形状がもたらす紛れの少なさから、能力がそのまま結果に反映されやすいのも特徴で、人気馬の信頼度が高いコースと言えるでしょう。
▼ 東スポ杯2歳ステークス|過去の傾向まとめ
① 人気別成績
| 人気 | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
| 1番人気 | 5-0-2-3 | 50.0% | 50.0% | 70.0% |
| 2番人気 | 1-4-2-3 | 10.0% | 50.0% | 70.0% |
| 3番人気 | 0-1-3-6 | 0% | 10.0% | 40.0% |
| 4〜6番人気 | 3-3-3-21 | 10.0% | 20.0% | 30.0% |
| 7〜9番人気 | 1-2-0-24 | 3.7% | 11.1% | 11.1% |
| 10番人気以下 | 0-0-0-17 | 0% | 0% | 0% |
▶ 素質馬が力を発揮しやすいレース傾向のため、人気馬が結果を残しやすい一戦となっています。
② 枠順別成績
| 枠番 | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
| 1枠 | 2-1-3-5 | 18.2% | 27.3% | 54.5% |
| 2枠 | 0-2-1-8 | 0% | 18.2% | 27.3% |
| 3枠 | 3-1-2-5 | 27.3% | 36.4% | 54.5% |
| 4枠 | 1-0-0-10 | 9.1% | 9.1% | 9.1% |
| 5枠 | 0-1-1-10 | 0% | 8.3% | 16.7% |
| 6枠 | 2-1-0-11 | 14.3% | 21.4% | 21.4% |
| 7枠 | 1-2-2-12 | 5.9% | 17.6% | 29.4% |
| 8枠 | 1-2-1-13 | 5.9% | 17.6% | 23.5% |
▶ 1枠と3枠の成績は良好ですが、「極端な内枠有利」というわけではありません。外枠でもしっかりと結果を残しており、力のある馬であれば、枠順による明確な有利不利はあまり見られないレース傾向といえます。
③ 脚質別成績
| 脚質 | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
| 逃げ | 0-2-1-10 | 0% | 15.4% | 23.1% |
| 先行 | 4-1-5-22 | 12.5% | 15.6% | 31.3% |
| 差し | 4-3-2-17 | 15.4% | 26.9% | 34.6% |
| 追い込み | 2-4-2-24 | 6.3% | 18.8% | 25.0% |
▶ 東スポ杯2歳ステークスは、例年“直線の瞬発力勝負”になりやすく、特に上がり最速(上がり1位)の馬の勝率が高いのが大きな特徴です。
④ 前走距離
| 前走距離 | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
| 1700m以下 | 2-0-2-15 | 10.5% | 10.5% | 21.1% |
| 同距離 | 8-5-6-39 | 13.8% | 22.4% | 32.8% |
| 1900m以上 | 0-5-2-20 | 0% | 18.5% | 25.9% |
▶ 前走距離別の傾向を見ると、前走1800mを使った馬の好走率が高くなっています。
▼ 東スポ杯2歳Sで狙いたい馬の特徴まとめ
東スポ杯2歳ステークスは、毎年のようにクラシック馬を輩出するハイレベル重賞。
“素質の高さ”と“末脚の質” が問われるレースのため、過去の傾向を踏まえると、
- 1番人気の素質馬
- 新馬を完勝してきた馬
- 速い上がりを使えるタイプ
- 前走1800mを使ってきた馬
を中心に狙うと、的中率も回収率も上がりやすいレースです。
今年の東スポ杯2歳Sでも、ぜひこれらの傾向を参考にして、好走馬を見極めてみてください。


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