【鳴尾記念2025】最終予想

2025年の鳴尾記念(GⅢ)は、開催時期が12月に移行し、距離も1800mに変更されました。

例年の過去データがほとんど使えず、予想が難しいレースですが、

阪神芝1800mの近年データ+出走馬の適性+展開予想を総合して、

最終結論をまとめました。

この記事では、

  • 鳴尾記念2025の展開予想
  • 候補馬3頭
  • 買い目

を、競馬初心者にも分かりやすく解説しています。


鳴尾記念2025|阪神芝1800mは開幕週で内前有利

今年の鳴尾記念は 開幕週の阪神開催。

この条件になると、

  • 内枠が有利
  • 逃げ・先行馬が有利
  • 瞬発力だけでは届かない

という傾向が強くなる可能性があります。

さらにスタートからコーナーまで640m近くあるため、

ポジション争いが激しくなりづらく、

“無理なく前につけられる馬” がいれば圧倒的に有利。

この前提をもとに展開を組み立てました。


鳴尾記念2025|展開予想

今年はハナを主張するのはブラックシールドで、スムーズに先手を奪う形になりそうです。

ただ、ショウナンマグマが道中で並びかけてプレッシャーをかける展開が濃厚で、ペースは ミドルペース〜ややハイペース に流れると予想しています。

この展開を踏まえたポイントは以下の通りです。

● 差し馬にチャンスが生まれる展開も

先行勢が競り合う形になれば、道中で脚を溜めた差し馬が台頭する可能性が高くなります。

● 中団勢は「内で脚を温存できるか」が勝負の分かれ目

差し馬でも外々を回されると最後に伸び切れないため、

どれだけロスなく内で運べるか が大きな鍵になります。

● 馬場傾向の確認は必須

当日のレースを見て、

  • 内が伸びるのか
  • 外差しが決まっているのか

をしっかりチェックすることが、最終的な結論につながります。


【最終予想】鳴尾記念2025 結論

◎ 本命:6枠10番 デビットバローズ セ6 57kg 岩田望騎手

3走前に勝利した時と同じ舞台に戻ってくる今回は、当時と同じパフォーマンスを発揮できれば勝ち負け必至の存在。

2走前のエプソムCは苦手な東京コースで能力を出し切れずの惨敗で、ここは度外視で問題ない。

前走のしらさぎSもスローペースからの瞬発力勝負とこの馬には向かない流れの中での5着で、内容としては悲観する必要はない。


○ 対抗:8枠13番 グランヴィノス 牡5 57kg 川田騎手

前走は初めて古馬相手の重賞に挑みながらも2着と健闘し、クラスが上がっても十分に通用することを証明した一戦でした。

この馬は飛びが大きく、タイトなコーナーが続く内回りコースよりもスピードに乗ったまま走りやすい外回りコースの方がパフォーマンスを発揮しやすいタイプ。今回はコーナーが2つだけの外回りコースに替わることで、よりこの馬のストライドが生きる舞台になります。

前走以上に条件が好転する今回は、念願の重賞初制覇を狙える絶好のチャンスと言えるでしょう。


▲ 単穴:2枠2番 マテンロウレオ 牡6 57kg 横山典騎手

3走前のAJCCでは、のちにドバイシーマクラシックを勝つダノンデサイルに0.1秒差の2着と、重賞でも通用する能力をすでに証明済み。その後の重賞でも大きく崩れず、常に差のない競馬を見せており、安定した実力は評価できる。

今回は開幕週で内有利が見込める中、絶好の内枠を確保。道中は内の好位でしっかり脚をため、ロスのない立ち回りができれば、最後の直線で伸びてきても何ら不思議ではない。ここは勝ち負けに加わるチャンスが十分にある一頭だ。


△ 穴:7枠11番 ドゥラエレーデ 牡5 57kg 西村淳騎手

近走はダート戦を使われているものの、2歳時にはホープフルS(GⅠ)を制した実力馬。本来のポテンシャルは間違いありません。その後の芝レースでは結果が出ていないものの、3歳時の宝塚記念は相手関係が強すぎた印象で度外視可能。続くセントライト記念は+18kgの明らかな太め残りで力を出し切れず、その後久々の芝挑戦となった札幌記念も出遅れが響いて競馬になりませんでした。

いずれの敗因もハッキリしており、近走の着順ほど評価を落とす必要はないタイプ。今回は相手関係も決して強くなく、前走からブリンカー着用での上積みも見込めます。一発を狙うならこの馬が最も面白い存在だと言えそうです。


鳴尾記念2025|買い目

三連単ボックス:(◎,○,▲,△)

(計24点)


鳴尾記念2025 まとめ

開幕週は基本的に内前有利の傾向が強まりやすいものの、今回は展開が流れると予想しているため、当日の馬場傾向のチェックがより重要になります。

当日のそれまでのレースを確認し、「内有利なのか」「外差しも十分届く馬場なのか」をしっかり見極めることで精度の高い予想ができるはずです。

もし極端な内前有利の馬場であれば、たとえペースが速くなったとしても、ショウナンマグマのような先行馬を思い切って狙ってみるのも面白いでしょう。

少しでも皆さんの予想の参考になれば嬉しいです。

コメント

タイトルとURLをコピーしました