【カペラS2025】注目穴馬と危険な人気馬


◆カペラステークス2025の傾向まとめ

まずはカペラSの過去傾向を簡潔に整理します。

① 枠番別成績

中山ダ1200mは芝スタートとなるため、芝を長く走れる外枠の方が加速しやすく、一般的には外枠が有利と言われています。

しかし、カペラステークスの過去10年のデータを見ると、枠順による明確な優劣は出ておらず、極端な内外の有利・不利は見られません。

② 脚質別成績

スタート直後に下り坂があるためペースは上がりやすいものの、基本的には逃げ・先行馬が強い舞台。

流れが速くなり過ぎた時は差し馬の台頭もあるが、全体としては前有利のデータが出ている。

③ 人気別成績

過去10年の勝ち馬はすべて4番人気以内、かつ単勝オッズ10倍以内から出ています。

そのため、今年も 単勝オッズ10倍以内の上位人気馬を軸に予想を組み立てるのが有効 と言えそうです。


◆カペラステークス2025|注目穴馬

◎ 注目穴馬①: ドンアミティエ 牡5 57kg 丹内騎手

昨年末からオープン特別を3連勝して勢いに乗る実力馬。その後は芝の函館スプリントS(GⅢ)でも3着と健闘し、休養を挟んで挑んだ前走・東京盃(JpnⅡ)では1番人気に支持されながら4着に敗退しました。

プラス13kgの馬体増が影響したのか、初めての地方の砂が合わなかったのかは判断が難しいところですが、パフォーマンスを落とした理由が明確に特定できない以上、ここで巻き返してきてもまったく不思議ではありません。

現在の想定では 8番人気前後 と伏兵扱い。

能力を考えれば“人気の盲点”になっている印象で、馬券的にも妙味は十分にある狙い目の1頭と言えます。


◎ 注目穴馬②: ポットベイダー 牡3 56kg 荻野極騎手

前走は初ダートながらスッと2番手につけ、そのまま押し切る強い内容で勝利。今回と同じ中山ダート1200mを既に勝ち上がっている点は大きなプラス材料です。

一方で、今回は先行馬が揃っており、序盤で揉まれたり砂をまともに被った時に対応できるかがポイントになりそう。そこさえクリアできれば、十分に馬券圏内を狙える存在と言えます。

現時点で想定10番人気とかなり人気薄なら、配当妙味も含めて思い切って狙ってみたい1頭です。


◆カペラステークス2025|危険な人気馬

危険な人気馬①: ガビーズシスター 牝4 56kg 吉田隼騎手

昨年のカペラSを制し、中山ダート1200mは (4.1.0.0) とパーフェクト連対の舞台巧者。ただ、前走は地方競馬の砂が合わなかったのか大きく崩れてしまい、物足りない内容でした。

今年は昨年より斤量が 2kg増 と条件も楽ではなく、得意舞台とはいえ試金石となる一戦と言えそうです。


危険な人気馬②: ヤマニンチェルキ 牡3 58kg 岩田望騎手

現在、地方重賞を 3連勝中 と勢いに乗る3歳馬。前走ではクロジシジョー、サンライズアムール、ドンアミティエといった実力馬たちを完封しており、ここでも人気を集めるのは必然でしょう。

ただし課題も明確で、まずは 中山ダート1200mの高速馬場に対応できるか がポイント。さらに3歳馬ながら 斤量58kg を背負うのも楽ではありません。また、中央の舞台で古馬相手に結果を残せていない点も、評価を難しくする材料と言えます。

とはいえ勢いは本物。未知の部分をどう捉えるかが鍵になりそうです。


◆まとめ|カペラステークス2025は穴馬の激走に注意!今年も波乱含みの一戦

今年のカペラステークスも好メンバーが揃い、非常に楽しみな一戦になりそうです。ただし例年通りの難解なレースで、現時点では正直かなり手を出しづらい印象。

枠順が出てから改めて精査したいところですが、今のところは“見”に回る予定です。

とはいえ、展開次第では波乱も十分考えられるレース。穴狙いで挑んでみても面白いかもしれません。

基本的には人気馬を軸に置きつつ、相手に穴馬を絡める形が狙いやすい印象です。

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