一昨年まで6月中旬に行われていたエプソムカップは、昨年から5月初旬へと施行時期が変更され、レースの傾向にも微妙な変化が見られる可能性があります。
本記事では、過去10年のデータをもとに「人気別・年齢別・枠順別・脚質別・前走クラス別」といった多角的な視点から徹底分析。各項目の成績をわかりやすく表で整理しながら、エプソムカップの傾向と攻略ポイントを明確にしていきます。
2026年のエプソムカップを的確に読み解くためのヒントとして、ぜひ最後までご覧ください。
1. 基本情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| レース名 | エプソムカップ |
| グレード | GⅢ |
| 競馬場 | 東京競馬場(左回り) |
| コース | 芝1800m(Aコース) |
| 対象馬 | 4歳以上・オープン |
| 負担重量 | 別定 |
| 施行時期 | 5月9日(土) 15時45分発走予定 |
| 賞金 | 1着:約4,300万円 |
2. コース特徴(東京芝1800m)

コース基本構造
- スタートは1、2コーナーにあるポケットから
- 最初のコーナーまでの距離がかなり短く、熾烈なポジション争いが発生しやすい
- すぐにコーナーになるので外枠は距離ロスしやすく、内枠の馬は窮屈になる事がある
- 向正面は、序盤は緩やかな下りで、中盤から上り坂へ。その後は再び緩やかな下りとなり、直線へと続くコース形状になっています
- 最後の直線は約525.9mと長く、途中に高低差2mの急坂があり、残り300mは平坦になっています
ペース傾向
東京芝1800mはスローからの直線で瞬発力勝負になりやすいコースです。スタートから最初のコーナーまでの距離が短いため序盤にポジション争いが起きやす位ですが、その後は落ち着いたペースで流れることが多い傾向があります。ただし、GⅡ戦など上位クラスではペースが上がることもあります。
高低差・直線の特徴
3コーナー手前と直線に急坂があるタフなコース形態ながら、序盤のペースが落ち着きやすくスピード馬場になりやすいので、スピードと瞬発力が求められるコースになります。
まとめ
スタート直後に2コーナーへ進入するレイアウトのため、特に多頭数時は外枠が距離ロスを受けやすく不利になりがち。序盤こそポジション争いはあるものの、隊列は早めに落ち着きやすく、全体としてはスローペースからの瞬発力勝負に移行しやすいコース傾向となっています。
詳しい過去のデータはこちらをご覧ください👇

3. エプソムC 過去データ分析
(2016年〜2025年の過去10年のデータ)
3-1. 人気別データ
| 人気 | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 | 単回値 | 複回値 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 1番人気 | 3-2-1-4 | 30.0% | 50.0% | 60.0% | 96 | 94 |
| 2番人気 | 1-0-2-7 | 10.0% | 10.0% | 30.0% | 56 | 58 |
| 3番人気 | 1-1-0-8 | 10.0% | 20.0% | 20.0% | 68 | 45 |
| 4〜6番人気 | 4-3-4-19 | 13.3% | 23.3% | 36.7% | 135 | 109 |
| 7〜9番人気 | 1-4-1-24 | 3.3% | 16.7% | 20.0% | 73 | 91 |
| 10番人気以下 | 0-0-2-74 | 0.0% | 0.0% | 2.6% | 0 | 50 |
ポイント: 1番人気は複勝率60.0%とまずまずの信頼度。一方で4〜6番人気が勝率13.3%・単回値135と高い回収率を示しており、中穴馬からの馬券構成も有効です。7〜9番人気も連対率16.7%と侮れないため、ヒモ候補として検討する価値があります。
3-2. 年齢別データ
| 年齢 | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 | 単回値 | 複回値 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 4歳 | 5-4-5-27 | 12.2% | 22.0% | 34.1% | 68 | 164 |
| 5歳 | 3-3-2-42 | 6.0% | 12.0% | 16.0% | 42 | 45 |
| 6歳 | 2-3-3-28 | 5.6% | 13.9% | 22.2% | 98 | 77 |
| 7歳以上 | 0-0-0-39 | 0.0% | 0.0% | 0.0% | 0 | 0 |
ポイント: 4歳馬が圧倒的な成績を残しており、勝率12.2%・複勝率34.1%・複回値164と全項目でトップ。7歳以上は過去10年で馬券圏内ゼロとかなり厳しいデータになっています。
3-3. 枠順別データ
| 枠番 | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 | 単回値 | 複回値 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 1枠 | 0-1-1-16 | 0.0% | 5.6% | 11.1% | 0 | 28 |
| 2枠 | 0-1-0-17 | 0.0% | 5.6% | 5.6% | 0 | 8 |
| 3枠 | 2-1-3-13 | 10.5% | 15.8% | 31.6% | 135 | 105 |
| 4枠 | 0-1-2-16 | 0.0% | 5.3% | 15.8% | 0 | 51 |
| 5枠 | 1-1-2-16 | 5.0% | 10.0% | 20.0% | 36 | 44 |
| 6枠 | 2-1-0-16 | 10.5% | 15.8% | 15.8% | 105 | 55 |
| 7枠 | 1-1-1-23 | 3.8% | 7.7% | 11.5% | 26 | 39 |
| 8枠 | 4-3-1-19 | 14.8% | 25.9% | 29.6% | 91 | 191 |
ポイント: 大外の8枠は勝率14.8%、連対率25.9%、複回値191と非常に優秀な成績を記録。一方で内枠(1・2枠)は勝率0.0%と結果が出ておらず、複回値も28、8と回収面でも厳しい数字となっています。データから見ても、明らかに外枠優勢の傾向が強いコースと言えるでしょう。
3-4. 脚質別データ
| 脚質 | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 | 単回値 | 複回値 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 逃げ | 0-1-3-7 | 0.0% | 9.1% | 36.4% | 0 | 402 |
| 先行 | 4-3-2-26 | 11.4% | 20.0% | 25.7% | 141 | 81 |
| 中団(差し) | 6-4-4-65 | 7.6% | 12.7% | 17.7% | 44 | 45 |
| 後方(追込) | 0-2-1-38 | 0.0% | 4.9% | 7.3% | 0 | 21 |
| マクリ | 0-0-0-0 | — | — | — | — | — |
ポイント:勝率・連対率では先行馬が優位。逃げ馬は勝利ゼロながら複勝率36.4%・複回値402と複勝圏内には粘り込む場面が多くなっています。後方一辺倒の追込馬は勝率0.0%複勝率も7.3%で厳しい成績です。
3-5. 前走クラス(レース)別データ
| 前走クラス | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 | 単回値 | 複回値 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| GⅠ | 1-0-0-10 | 9.1% | 9.1% | 9.1% | 25 | 12 |
| GⅡ | 3-2-0-18 | 13.0% | 21.7% | 21.7% | 136 | 75 |
| GⅢ | 3-3-4-39 | 6.1% | 12.2% | 20.4% | 58 | 123 |
| OP(L) | 0-1-2-20 | 0.0% | 4.3% | 13.0% | 0 | 49 |
| OP(非L) | 2-4-2-34 | 4.8% | 14.3% | 19.0% | 33 | 48 |
| 3勝 | 1-0-2-15 | 5.6% | 5.6% | 16.7% | 40 | 38 |
主な前走レース
- メイS(非L) 【2-3-2-22】
- 新潟大賞典(GⅢ) 【2-2-1-20】
- ダービー卿(GⅢ) 【1-1-2-9】
- 京王杯SC(GⅡ) 【1-0-0-2】
- ヴィクトリアM(G1) 【1-0-0-5】
- 京都記念(GⅡ) 【1-0-0-1】
- 毎日王冠(GⅡ) 【1-0-0-0】
- アメジストS(3勝) 【1-0-0-0】
4. 攻略ポイントまとめ
| チェック項目 | 傾向 |
|---|---|
| 人気 | 1番人気は複勝率60%でまずまず。4〜6番人気が高回収率 |
| 年齢 | 4歳馬が優勢。7歳以上は過去10年馬券圏内ゼロ |
| 枠順 | 8枠が複回値191でトップ。内枠(1・2枠)は勝率0%で不振 |
| 脚質 | 先行馬が勝率・単回値でトップ。追込馬は厳しいデータ |
| 前走クラス | 前走GⅡ組が好成績。ただ、どのクラスも大きな差はない |
データ参照期間:過去10年(2016〜2025年)


コメント