伝統のG2レース 京都大賞典(京都競馬場・芝2400m外回り) が行われます。
天皇賞・秋やジャパンカップに向けた重要なステップレースとして毎年豪華メンバーが集結し、G1級の好走馬が多数輩出してきました。
この記事では、過去の傾向と各馬の近走内容、さらに開幕週の京都芝のトラックバイアスを踏まえた最終予想を公開します。
京都大賞典2025の展開予想
京都芝2400mはスタートから最初のコーナーまでの距離が長く、先行争いはそこまで激しくなりにくいコース。
3コーナーの下り坂からペースが上がり、直線の約400mでの瞬発力勝負になることが多いです。
特に開幕週は内の先行馬が有利な傾向が強く、差し・追込勢は展開の助けが必要になりそうです。
京都大賞典2025 最終予想
◎ 2枠4番 アドマイヤテラ 牡4 58kg 川田騎手
菊花賞で3着に好走した後、オープン特別・目黒記念を連勝中と勢いに乗っている1頭。先行力があり安定した競馬ができるタイプで、今回も内枠を引き当てたことで展開面の後押しが期待できます。
人気は集まりそうですが、ここは素直に実力と安定感を評価し、本命の軸馬として信頼したいと思います。
○ 8枠18番 ショウナンラプンタ 牡4 57kg 松山騎手
2走前の天皇賞・春ではジャスティンパレスの早仕掛けに影響される不利を受けながらも3着を確保。前走の宝塚記念でも終始外を回されるロスがありながら4着と、G1の舞台でも高いパフォーマンスを見せています。
今回も外枠に入ってしまいましたが、能力をしっかり発揮できれば勝ち負けに加わる可能性は十分にあるでしょう。
▲ 4枠7番 ドゥレッツァ 牡5 58kg 横山武騎手
一昨年の菊花賞馬で、昨年のジャパンカップでも2着と実績はこのメンバーの中でナンバーワン。前走の宝塚記念は物足りない内容だったものの、地力の高さは疑いようがなく、能力を発揮できれば圧勝してもおかしくない存在。
ただし、今回は調教の動きがやや物足りず、仕上げ的にも叩き台の印象が強いため、今回は評価を少し下げました。
△ 2枠3番 ディープモンスター 牡7 57kg 浜中騎手
3走前の目黒記念では4着、続く2戦のG3でもいずれも3着と、このメンバーの中ではやや成績が見劣りする印象です。ただ、最終追い切りの動きは良く状態面の上積みを感じさせましたし、加えて今回は内枠を引けた点もプラス材料。展開次第では上位進出も十分可能と判断し、4番手評価としました。
京都大賞典2025 買い目
三連単フォーメーション:◎◯▲ー◎◯▲ー◎◯▲△ (合計12点)
まとめ
今年の京都大賞典は、開幕週の雨馬場をどう読むかが最大のカギになりそうです。
実績馬が格を見せるのか、勢いある新興勢力が食い込むのか。
天皇賞・秋やジャパンカップにつながる重要な一戦、馬券的にも楽しみなレースです。


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