2025年9月21日(日)に阪神競馬場・芝2400mで行われた 神戸新聞杯(G2)。
菊花賞トライアルとして毎年注目される一戦ですが、今年もクラシック戦線を占う上で大きな意味を持つレースとなりました。ここでは 神戸新聞杯2025のレース結果・回顧・出走馬の評価 をまとめ、さらにこの先の 菊花賞2025への展望 をお届けします。
神戸新聞杯2025 レース結果
1着:エリキング 2:26.4 川田騎手 57kg(牡3・中内田厩舎)
2着:ショウヘイ クビ差 坂井騎手 57kg(牡3・友道厩舎)
3着:ジョバンニ 1,3/4馬身 松山騎手 57kg(牡3・杉山晴厩舎)
今年もスローペースからの瞬発力勝負となり、直線で切れる末脚を繰り出せた馬が上位を占めました。
払い戻し
単勝 | 10 | 270円 | 2人気 |
---|---|---|---|
複勝 | 10 5 2 | 110円 110円 130円 | 1人気 2人気 3人気 |
枠連 | 5ー8 | 330円 | 1人気 |
馬連 | 5ー10 | 340円 | 1人気 |
ワイド | 5ー10 2ー10 2ー5 | 160円 250円 230円 | 1人気 3人気 2人気 |
馬単 | 10→5 | 680円 | 2人気 |
3連複 | 2ー5ー10 | 440円 | 1人気 |
3連単 | 10→5→2 | 1,690円 | 2人気 |
レース回顧・展開分析
スタートから目立った先行争いはなく、隊列はすぐに落ち着いた流れ。最後の直線まで隊列は崩れず、阪神芝2400mらしく スローからの瞬発力勝負 という典型的な神戸新聞杯の展開になりました。
出走馬の評価
- 勝ち馬エリキング は中団外めでスムーズに折り合い、直線であがり3F32.3の脚を使って快勝。3000mの菊花賞にも十分対応できる内容でした。
- 2着馬ショウヘイ は馬なりで3番手外につけ、直線半ばで先頭に立つも外からエリキングに差し切られ2着に。前哨戦だったので仕上がり具合の差があれば本番での逆転は可能か。
- 3着馬ジョバンニ はすんなりと逃げ馬の後ろにつけ、直線で逃げ馬の内を突こうと仕掛けるもすぐにブレーキ。その後切り替えて追い出したが3着までという結果に。スムーズに追えてればもっと接戦になっていたと思うので本番での巻き返しに期待したい。
神戸新聞杯2025の総括と菊花賞への展望
今年の神戸新聞杯は例年通り スローからの瞬発力勝負 でしたが、上位馬は折り合い・末脚ともに優秀。
特に勝ち馬エリキングは 菊花賞2025の最有力候補 といえる内容でした。
一方で、差し比べで劣った馬たちも、京都芝3000mという 持久力とスタミナが問われる舞台 に替われば逆転の余地があります。
神戸新聞杯組は例年通り菊花賞で大きな存在感を示すだけに、次走も要注目です。
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