【フェアリーS2026 】レース回顧

中山芝1600mで行われたフェアリーS(GⅢ)は、事前の予想通り難解な一戦となった。

例年通りメンバーのキャリアが浅く、能力比較が難しい中で、展開と馬場適性が大きく結果を左右するレースだったと言える。

レース結果

着順枠番馬番馬名タイムオッズ
1着815ブラックチャリス 牝3 462kg(+10)
津村騎手 55.0kg 栗東・武幸厩舎
1:33.6 (35.1)11.0倍
4人気
2着24 ビッグカレンルーフ 牝3 440kg(0)
松岡騎手 55.0kg 美浦・堀内厩舎
1:33.6 (35.2)
クビ
30.8倍
10人気
3着11レオアジャイル 牝3 468kg(-4)
横山典騎手 55.0kg 美浦・杉浦厩舎
1:33.6 (35.6)
ハナ
36.0倍
11人気

払い戻し金

単勝15 1,100円4人気
複勝15
4
1
410円
850円
780円
5人気
11人気
10人気
枠連28 3,320円17人気
馬連415 17,740円46人気
ワイド415 
115 
14 
4,850円
5,650円
11,200円
50人気
58人気
80人気
馬単15▶︎4 31,200円90人気
3連複1415180,090円308人気
3連単15▶︎4▶︎1879,080円1,607人気

レース展開の振り返り

スタート後はレオアジャイルがすんなりとハナを切り、エゴンウレアが2番手につけて早々に隊列が決まる落ち着いた展開。

1番人気のピエドゥラパンは中団の内で脚を溜め、2番人気のギリーズボールは後方からの競馬となった。

中山マイルらしく、勝負の分かれ目となったのは3〜4コーナーでのポジション取り。外を回された馬は距離ロスが大きく、内で我慢できた馬が有利な流れとなった。

直線では瞬発力勝負というよりも、早めに脚を使って押し切る持続力タイプが優勢。結果的に、コースロスを抑えた立ち回りの巧さが、そのまま着順に反映された一戦だった。。

馬場傾向と結果への影響

当日の中山芝は開幕週らしく、全体的に内が使えるコンディション。

その中で、

  • 内〜中枠からスムーズに立ち回れた馬
  • コーナーで無理なくポジションを押し上げられた馬

が上位を占める結果となり、外を大きく回した差し馬には厳しいレースだった。

上位馬の評価

勝ったブラックチャリスは、好位の内でしっかり折り合いをつけ、直線では外に持ち出して差し切るという、お手本のような競馬。

派手さこそないものの、完成度の高さとレースセンスの良さが際立つ内容だった。

2・3着馬は展開と馬場の恩恵を受けた面はあるが、2着のビッグカレンルーフはすずらん賞(OP)を勝っているように芝適性は高く、血統的に距離延長が懸念されたものの、実戦では問題なく対応してみせた。

人気馬の敗因

1番人気ピエドゥラパンは道中6番手あたりの内で少し折り合いを欠くところはあったが、4コーナーではすでに鞍上が激しく手を動かしており、直線に向くと抵抗する間もなくズルズルと後退する内容だった。

レース後のジョッキーコメントによると、レース前からかなり入れ込んでいたようで、その時点で体力を消耗していたとのこと。位置取りや展開以前に、気性面の影響が大きく、本来のパフォーマンスを発揮できなかった一戦といえる。

2番人気のギリーズボールは、ほぼ最後方からの競馬となり、道中は折り合いを欠き、頭を上げ、口を割る場面も見られた。

結果的に自分のリズムで運べず、持ち味を十分に発揮できなかった。

フェアリーSから見える今後の展望

フェアリーSは例年、クラシック路線に直結するレースではないものの、

その後に活躍する馬を輩出するケースも少なくない。

今回のレース内容を見る限り、展開や枠順ひとつで着順が入れ替わっても不思議ではなく、

能力差が着順にそのまま表れた一戦とは言い切れない印象を受けた。

その一方で、より広いコースや瞬発力勝負を得意とするタイプは、

東京・阪神へのコース替わりで一変する可能性も十分に考えられる。

今回の着順だけで評価を下げるのではなく、次走の条件をしっかり見極めたいところです。

まとめ|難解だが見応えのある一戦

フェアリーS2026は例年通り荒れる結果となり、

展開・馬場・位置取り・メンタルが結果に直結するレースとなった。

今後の成長を含めて楽しみな馬が多く見られた一戦だったと言える。

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