レース概要と注目ポイント
- 開催日:2025年12月7日(日)15:40発走(中京11R)
- コース:中京競馬場・ダート1800m(左)
- 条件:サラ系3歳以上(定量)/最大16頭出走可能
- 過去データからは、「先行〜中団で立ち回れる実力馬」、「内枠」「ダート適性あるパワー馬」に好走馬が多いレース。特に先行馬・前目でレースを進められる馬は複勝率が高め。
このように、展開と馬場適性が大きく影響するタフな舞台となるため、単純に“人気=信頼”とはならず、穴馬の台頭も十分に警戒すべき舞台です。
🔹 過去10年の傾向分析
- 過去10年で勝利数が多いのは「1番人気」だが、勝率は40%(複勝率は70%)。しかし「2番人気」「3番人気」「4番人気」は勝率10%と高くない。(3番人気の複勝率は60%)
- 一方で6〜9番人気あたりからの好走例もあり(勝率5%、複勝率17.5%)「伏兵」「穴馬」が絡みやすい。
- 脚質的には、前走で逃げ・先行馬が好成績。差しも届くが展開次第。
- 枠順も侮れず、内枠(特に1〜3枠)が複勝率で優勢 — スタートでのロスが少なく、コーナーの立ち回りが有利。
🔹 2025年チャンピオンズC 最終予想
◎ 本命:8枠16番 ルクソールカフェ 牡3 57kg ジェルー騎手
全兄のカフェファラオがチャンピオンズカップをあまり得意としていなかった影響もあってか、現在5番人気前後とやや評価が控えめになっている印象です。しかし、この馬自身はタフな中山ダート1800mの伏竜Sを楽勝しており、同じくパワーと持久力が求められる中京ダート1800mでも対応できると判断して今回は本命視しました。
枠も外めで砂を被らずスムーズに運べる理想的な配置。展開も縦長になると見ており、外を回っても極端な距離ロスは発生しないはずです。
ジャパンダートクラシックではナルカミに完敗したものの、あの時は地方特有の深い砂と2000mという距離が影響したとみています。今回は条件が大きく変わり、さらにナルカミも楽逃げできる展開にはならなさそう。十分に逆転可能と見て、ここは本命にしました。
◯ 対抗 : 6枠12番 ナルカミ 牡3 57kg 戸崎圭騎手
通算成績【5.0.0.1】。唯一の敗戦は今回と同じ中京ダート1800mだったが、当時とは馬の完成度がまるで違う。実際、左回りの盛岡で行われた不来方賞(JpnⅡ)を 楽勝 しているように、左回りが苦手という心配はない。
鍵となるのは同型馬との兼ね合いだが、今回は 外枠を引けたのが大きな追い風。内で揉まれるリスクがなく、仮にハナを奪えなかったとしても、砂を被らない位置さえ取れれば自分の競馬はできるタイプだ。
前走はハイペースで逃げながらも、ナチュラルライズを問題にしない 圧巻の勝ちっぷり。多少ペースが速くなっても簡単には止まらないだろう。今回も強気の競馬で上位争い必至とみる。
▲ 単穴 :4枠7番 ラムジェット 牡4 58kg 三浦騎手
前走のみやこS(GⅢ)は不良馬場の高速決着で出遅れる形となりましたが、ほぼ最後方から上がり最速の脚を使って4着まで追い上げる内容は評価できます。前回から着用しているブリンカーは今回も継続で、スタートさえ五分に出られれば中団あたりの位置は取れるはず。
さらに今回は先行勢が揃っていてペースが速くなりそうなため、この馬向きの展開になる可能性が十分あります。ハマれば一発があっても全く不思議ではありません。
△ 抑え:4枠8番 ウィルソンテソーロ 牡6 58kg 川田騎手
チャンピオンズカップでは 2年連続2着と相性抜群の舞台。今年は先行勢が揃ってペースが流れそうな組み合わせで、この馬にとっては展開が向く可能性が高い。
得意条件でレースの流れも味方しそうな今回は、悲願のタイトル奪取のチャンスが十分にある。
🔹 買い目
🔴3連単ボックス:【⑦.⑧.⑫.⑯】
(計24点)
🔹 まとめ
今年のチャンピオンズカップは、レース展開が勝敗を大きく左右する一戦になりそうです。特に注目したいのは、上位人気に支持されるナルカミとダブルハートボンドの動き。この2頭がどのような形でレースを進めるかによって、ペースも隊列も大きく変化し、結果まで大きく影響してくるでしょう。
先行馬が揃ったことでペースは読みづらく、展開予想がとても重要なレース。本番は見ごたえ十分の白熱した攻防が期待できそうです。
この記事が、チャンピオンズカップの予想を考えるうえで少しでも参考になれば幸いです。

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