2026年1月に中山競馬場・芝2200mで行われたAJCC(アメリカジョッキークラブカップ)。
春のGⅠ戦線を占う重要な一戦らしく、今年も見応えのあるレースとなりました。
本記事では
- レース結果
- レース全体の流れ
- 勝ち馬の評価
- 好走馬・敗れた馬の要因
- 今後につながるポイント
を中心に、AJCC2026のレース回顧を行っていきます。
レース結果
| 着順 | 枠番 | 馬番 | 馬名 | タイム (上がり) | 人気 (オッズ) |
| 1着 | 5 | 9 | ショウヘイ 牡4 川田 57kg 470kg(-2) 栗東・友道厩舎 | 2:10.8 (35.1) | 3番人気 (5.0) |
| 2着 | 7 | 14 | ドゥラドーレス 牡7 ルメール 57kg 504kg (+6) 美浦・宮田厩舎 | 2:11.1 (34.5) 1馬身1/2 | 1番人気 (3.0) |
| 3着 | 8 | 16 | エヒト 牡9 菅原 57kg 476kg (+12) 栗東・森秀厩舎 | 2:11.2 (36.6) 1馬身 | 14番人気 (267.9) |
払い戻し金
| 単勝 | 9 | 500円 | 3人気 |
|---|---|---|---|
| 複勝 | 9 14 16 | 180円 140円 3,200円 | 2人気 1人気 15人気 |
| 枠連 | 5–7 | 640円 | 2人気 |
| 馬連 | 9–14 | 850円 | 2人気 |
| ワイド | 9–14 9–16 14–16 | 380円 21,080円 12,260円 | 2人気 66人気 53人気 |
| 馬単 | 9→14 | 1,720円 | 4人気 |
| 3連複 | 9–14–16 | 69,470円 | 117人気 |
| 3連単 | 9→14→16 | 219,610円 | 486人気 |
AJCC2026のレース展開
今年のAJCCは、予想通りアウスヴァールがハナを切り、2番手には大外から押してニヒトが進出。序盤からこの2頭が飛ばしていく形。前半1000mのタイムは58.7秒とハイペースとなり、隊列は縦長の展開になった。
人気馬では、ショウヘイが4番手の外を追走。ドゥラドーレスは後方4番手、ジョバンニは後方3番手の内で脚を溜める形となった。
勝ち馬の評価| ショウヘイ
スタートから馬なりで4番手につけ、距離短縮に加えてハイペースとなったことで今回は無理なく折り合いがついた。直線では外に持ち出して鋭く伸び、最後は差し切っての完勝。能力の違いを見せつける結果となった。
距離的には2000m前後が合っていそうで、何よりも折り合いさえつけば安定して力を発揮できるタイプ。今回の内容を見る限り、今後も重賞で非常に楽しみな存在になってきそうです。
好走馬の分析|
2着馬 ドゥラドーレス
後方からの競馬になるのは想定内だったが、3コーナーから早めに仕掛けたものの前との差はなかなか縮まらず。直線に向いてからは鋭い脚を使って追い込んだが、1馬身半届かず2着まで。
これで4戦連続の2着となり、能力の高さは十分に示している。ただ、どうしても後方からの競馬になりやすく、コース形態や展開に大きく左右されるため、歯がゆいレースが続いている。
3着馬 エヒト
ハイペースの中、2番手を追走しながら最後まで粘って3着に残る好走。2年前の同レースでは後方から差して2着に入っており、今回はジョッキーが現状のこの馬の持ち味である「しぶとさ」を最大限に引き出した好騎乗だった。
9歳馬ながら条件次第ではあるが、まだまだ重賞で戦える力を示した一戦と言える。
人気馬の敗因|
7着:ジョバンニ (2番人気)
いつもより後方の位置取りとなり、直線では上がり2位タイの末脚を使って追い込んだものの、前を捉え切れず7着まで。
中山コースは得意な印象を持っていたが、今回は位置取りが後ろ過ぎたことが響き、直線の短い中山では厳しい結果となった。
近走は以前ほど行き脚がつかなくなってきており、そのぶんポジション取りが後手に回る場面が増えている印象。今後はスタートからの行き脚をどう補っていくかが、大きな課題になってきそうです。
AJCC2026|まとめ
今年のAJCCは、エヒトが2番手につける積極策を取ったほか、ジョバンニが後方3番手、マイネルエンペラーが後方2番手からの競馬になるなど、部分的に想定外の隊列となった。その結果、14番人気のエヒトが3着に粘り込み、3連単は20万円を超える大波乱の決着となった。
エヒトは2年前のこのレースで2着に好走している実績はあったものの、昨年は8着、近走も目立った内容とは言えず、人気も大きく落としていた。近走成績や印象だけで評価を下げてしまうと、今回のような激走を予想段階で抑えるのは非常に難しく、展開と位置取りの重要性を改めて感じさせる一戦となりました。


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