福島記念はハンデ戦のわりには荒れにくいハンデ重賞。
差しも届く小回りコース×ハンデ戦×難しい馬場という条件が揃い、実力馬でもあっさり飛び、人気薄が激走するケースもあるレースです。
この記事では、
- 今年の福島記念で狙いたい注目穴馬
- 危険な人気馬（過信禁物の馬）
- レース傾向から見える好走パターン
をまとめて解説します。
福島記念で馬券の回収率を上げたい方は、ぜひ参考にしてください。
■ 福島記念の傾向まとめ｜波乱の理由はハンデ＋馬場＋展開
2024年の福島記念を予想する前に、まずは過去の傾向を整理します。
◎ 福島記念の主な傾向
- ハンデ差がそのまま結果に反映されやすい
- 福島芝2000mは小回りだが、 スタートから最初のコーナーまでが長めでペースが流れやすい
- 人気薄の激走もあり、特に差し馬の好走が増えている
- 馬場が荒れていることが多く、内外の馬場読みが超重要
- 福島巧者が激走しやすい
こうした要素から、予想が難解なのが福島記念です。
■ 【福島記念2024】注目穴馬3頭
★ 穴馬① クリノメイ 牝３ 53kg 酒井騎手（10番人気想定）
チューリップ賞を勝利後、桜花賞では力を発揮できず惨敗。その後はダート戦へ挑戦し、ダート2100mのJpn2・関東オークスでは4着と健闘。前走のG1秋華賞（芝2000m）でも勝ち馬から0.7秒差の7着と、距離が2000m以上に伸びても内容は悪くありませんでした。
父オルフェーヴルらしくタフな馬場を苦にしないタイプで、起伏が多くパワーを要する福島コースはむしろプラスに働く可能性があります。さらに今回はハンデ53kgと軽量。展開一つで一発があってもまったく不思議ではありません。
★ 穴馬② ダンディズム セ９ 56kg 富田騎手（15番人気想定）
福島記念を一昨年に2着、昨年は3着と、この舞台で安定した走りを見せている実績馬。今回は負担重量が昨年より1kg減と条件も好転。9歳という高齢ではあるものの、追い切りの動きはまだまだ良く、状態面の不安は感じられません。
展開がハマれば再び2〜3着に食い込んできても不思議ではない一頭です。
★ 穴馬③ アラタ 牡８ 58.5kg 横山典騎手（６番人気想定）
福島記念は今回で4度目の出走となり、これまでは3着・3着・1着と抜群の相性を見せている一頭。
前走の札幌記念では、メンバーが揃った一戦で展開がハマったとはいえ8歳にして3着と、衰えを感じさせない走りを披露しました。
今年は、昨年このレースを制した際よりも負担重量が1kg増える点が懸念材料ではありますが、福島2000mへの適性・舞台相性を考えれば、展開さえ向けば再び上位争いに加わる可能性は十分といえるでしょう。
■ 危険な人気馬
続いて「人気になるが危険」と判断した馬を紹介します。
💀 危険な人気馬 クリスマスパレード 牝４ 56kg 戸崎圭騎手（1番人気想定）
ここ2走は出遅れが響いて結果を残せていませんが、それ以前は重賞でも安定した走りを見せていた実力馬。ただ今回は 初の福島コースを克服できるか が大きなポイントになります。さらに 出遅れ癖がついてきている可能性 も気になるところ。
現状では1番人気想定ということで、リスクを考えると 馬券的な妙味は正直あまり感じられない1頭です。
■ まとめ｜
福島記念は予想するのが難しいハンデ重賞。
今年も 馬場＋展開＋ハンデ差 が大きく影響するレースになりそうです。
- 穴馬は 立ち回りの上手い馬・荒れ馬場が得意な馬
- コース適性が結果を大きく左右する
この２点を意識するだけで、馬券の精度は確実に上がります。
あなたの福島記念予想が当たりますように
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