【スワンステークス2025】レース回顧

2025年10月13日、京都競馬場で行われたGⅡスワンステークス(芝1400m)は、5番人気 オフトレイル(菅原明良騎手)が接戦をものにし優勝した。今回は展開・馬場・注目馬を振り返ります。

レース概要と結果

  • 天候/馬場状態:晴/良
  • 出走頭数:18頭
  • ラップ推移: 200m:12.1秒 → 400m:10.2秒 → 600m:11.2秒 → 800m:11.4秒 → 1000m:11.5秒 → 1200m:11.2秒 → 1400m:11.3秒
  • ペース:ミドルペース(テン33.5秒、ラスト3F34.0秒)
着順枠番馬番 馬名  タイムオッズ
1着47 オフトレイル  牡4   462kg(-2)
菅原明 57.0   栗東・吉村厩舎
1:18.9
(33.2)
7.5倍(5人気)
2着24ワイドラトゥール 牝4  428kg(+8)
北村友 55.0   栗東・藤原厩舎
1:18.9 クビ
(33.3)
43.7倍(12人気)
3着11ランスオブカオス 牡3 492kg(-2)
吉村 55.0    栗東・奥村豊厩舎
1:19.0 1/2
(33.6)
7.0倍(4人気)

払い戻し金

単勝7 750円5人気
複勝7
4
1
230円
1,010円
230円
5人気
13人気
4人気
枠連2➖4 2,490円12人気
馬連4➖7 14,780円46人気
ワイド47 
17 
1➖4 
3,660円
870円
5,320円
45人気
8人気
58人気
馬単7→4 22,150円79人気
3連複14730,920円100人気
3連単7→4→1168,690円540人気

展開・流れの分析

前半の流れ

スタートでムイが大きく出遅れ、好スタートを切ったワールズエンドが馬なりのまま先頭へ。外からアサカラキングが競りかけていくが、行ききれず2番手に控える形となり、序盤のペースはやや流れる展開に。

中盤に入るとペースが落ち着き、馬群は一団となって最後の直線勝負へと向かっていった。

後半の決め手勝負

4コーナーから直線に向くと、前を行く先行勢には厳しい展開に。逃げ馬の後ろにいたウインマーベルが狭い内をつき抜け出そうとするも、その外から中団〜後方で脚をためていたオフトレイルが豪快に伸び、まとめて差し切って快勝。

さらにワイドラトゥール、ランスオブカオスも間を割って伸びてきて2着、3着に入り、結果として差し・追い込み勢が上位を独占する形となった。

まとめ 

当初はアサカラキングがハナを切る展開になると思われていましたが、スタートでややダッシュがつかず、ワールズエンドが下げきれないと判断してそのまま先頭へ。結果的に主導権を譲らずに逃げる形となりました。

その分、前半のペースはやや速めに流れ、先行勢には厳しい展開に。直線では脚を残していた差し馬たちの伸びが目立つレースとなりました。

結果的に1〜2着の2頭は1400mを得意とする馬たちでの決着。やはりこの距離への適性が大きくモノを言う形になりましたね。

3着のランスオブカオスも最後までしっかり伸びてきて力は見せましたが、やはり1600mの方がより持ち味を活かせそうな印象でした。

全体として、ペースと距離適性がハッキリと結果に反映された一戦でした。

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