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【回顧】先週の中央競馬土曜メイン(6/21)2レースを振り返る
こんにちは。今回は、6月21日(土)に行われた中央競馬のメインレース2つを振り返ります。各レースの展開や勝ち馬の強さ、注目ポイントをまとめてお届けします。
① スレイプニルS(OP・東京ダート2100m)
1着:▲ クールミラボー 戸崎騎手 (2番人気)タイム:2:08.8(良)
2着:◎ カズタンジャー 川田騎手 (1番人気)
3着:◯ ゼットリアン 三浦騎手 (7番人気)
取り上げた3頭が、なんとそのまま1着・2着・3着を独占!ここまで完璧にハマると、ほんと嬉しいですよね。
とはいえ、勝ち馬クールミラボーの出負けした時には一瞬ヒヤッとしました。
「これは厳しいか…?」と感じたのも束の間、そこからの立て直しはお見事のひと言。
やはり東京コースとの相性の良さが光りましたし、なにより戸崎騎手の好判断・好騎乗が冴えていました。
2着のカズタンジャーは最後の直線、「これは勝てる!」と感じるほどの鋭い末脚を披露。しっかりと脚を伸ばし、前を行く勝ち馬に並びかけた時は、そのまま抜き去ると思いました。
しかし、相手も簡単には譲ってくれず、そこからもう一段階ギアを上げられたことで、わずかに及ばず2着という結果に。それでも、初のオープン挑戦ながら堂々たる走りで、十分に力のあるところを見せてくれました。
この内容なら、オープンの舞台でも十分に通用する――そう確信できた一戦。次こそは勝利を掴み取ってくれるはずです!
3着のゼットリアンはオープン昇級後も堅実に掲示板を確保し続けているこの馬。今回のレースでもその安定感は健在でした。
道中は中団でじっくりと構え、直線に入るとしっかりとした末脚を発揮。勝ち負けまでは届かなかったものの、最後まで脚色は衰えず、見事3着を確保しました。
相手関係が強化される中でも、しっかりと結果を出し続けているのは本当に立派。展開や枠順次第ではさらに上位を狙える力は十分にあり、次走も引き続き注目していきたい存在です。
② 天保山ステークス(OP・阪神ダート1400m)
1着:◎ コンクイスタ 岩田望騎手 (2番人気)タイム:1:23.6(良)
2着: ローズスター 団野騎手 (11番人気)
3着: モズミギカタアガリ 高杉騎手 (5番人気)
勝ったコンクイスタは状態が良くなってい状態が良くなっているという見事な勝ちっぷりでした。
これまでの先行策から一転、今日は中団よりやや後ろのポジションからの競馬。これまでと違う戦法ながらも、まったく不安を感じさせない内容で、直線では外から一気に豪快な差し切りを決めてみせました。
着差以上に中身の濃い内容で、今後の重賞戦線でも期待の出来るレースでした。展開に左右されない自在性を見せたのも大きな収穫ですね。
2着は前走勝ち上がってきたローズスター。勢いそのままに今回も好走を見せました。
レースは展開の助けもありましたが、それだけではなく、調子の良さを感じさせる手応えある走り。直線では上手く馬群を捌いて伸び、2着をしっかり確保しました。
着実に力をつけてきている印象で、この先のレースでも引き続き注目したい一頭です!
3着のモズミギカタアガリは今回も自分の競馬に徹しましたね。スタートから積極的に先行し、プレッシャーのかかる展開の中でもしぶとく粘り込んでの3着。まさにこの馬らしい走りでした。
注目を集めていたインユアパレスとライツフォル。
それぞれにとって課題のある一戦となりましたが、見どころもありました。
インユアパレスはこれまで苦手とされていた芝スタート、そして内枠という条件でしたが、そこまで大きく崩れることなく4着を確保。徐々にその弱点を克服しつつあるように感じます。内容的にも次に繋がる一戦となったのではないでしょうか。
一方のライツフォルは、やや速めのペースに巻き込まれたことで最後の最後に脚が止まってしまい、見せ場十分ながら惜しい結果に。力のある馬だけに、展開次第では巻き返しも期待できそうです。
明日は府中牝馬ステークスとしらさぎステークスの回顧を投稿しますので、良かったらまたご覧ください。
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