本日は3歳牝馬クラシックの最終戦、秋華賞(G1・京都芝2000m)が開催されます。
ここでは秋華賞2025の最終予想を公開します。
■秋華賞2025の展開予想と馬場傾向
今年の京都芝2000mは、例年よりも時計がかかるやや力のいる馬場。週末は雨予報もあり、パンパンの良馬場ではなく稍重想定で予想します。
また、1コーナーまでの距離が短く先行争いが激しくなりやすいため、内枠の先行馬がロスなく立ち回れる展開が理想。
ペースは平均〜ややハイ。
上がりの速い瞬発力タイプよりも、持続力型の差し・先行馬が浮上してきそうです。
最終予想
■本命:◎8枠17番 カムニャック 川田騎手
データ的には距離ロスの可能性がある8枠に入ってしまいましたが、この馬にとってはそれほどマイナスではありません。むしろ、内で包まれるリスクを考えると外枠の方が競馬がしやすいタイプだと思います。
飛びが大きくストライドを活かすタイプなので、のびのびと外を回る形の方が持ち味を発揮できるはず。多少の距離ロスがあっても力を出し切れる条件が整ったと見ています。
人気は背負う立場になりますが、ここは素直にこの馬を本命の軸馬として信頼したいと思います。
■対抗:○7枠13番 セナスタイル 岩田康騎手
2戦2勝で挑んだ前走ローズステークスでは、直線で馬群の狭い間をうまく捌きながら上がり最速を記録。スムーズな進路取りができていれば、さらに弾けていた可能性も十分に感じさせる走りで、良血らしい素質の高さを示した一戦でした。
今回は先行馬が揃い、例年どおりペースが速くなりやすい秋華賞となりそうで、展開面の追い風は期待できます。あとは道中で無駄なく立ち回り、直線でスムーズに馬群を捌いて、この馬の切れ味を削がれずに使えるかが鍵になりそうです。
■単穴:▲8枠17番 パラディレーヌ 丹内騎手
フラワーカップ2着と早くから素質を示しており、距離不安が囁かれたオークスでも4着と健闘しており、能力は世代上位と見ていい。前走は出遅れたうえに序盤で無理にポジションを取りに行った分、直線では脚を余しての敗戦で度外視可能な内容。
今回、大外枠を引いてしまったのは痛いが、ロスを最小限に立ち回ることさえできれば、十分に上位争いできるポテンシャルを秘めている一頭。
■連下:△6枠11番 エンブロイダリー ルメール騎手
クイーンカップ・桜花賞を連勝して臨んだオークスでは、折り合いを欠いたうえに距離も長かった影響で9着に敗退。ただし世代上位の能力であることに疑いはなく、今回も距離は依然として長めではあるものの、先行勢が揃っていてペースは流れやすく、折り合い面のリスクは前走より軽減されそう。能力だけで3着圏に食い込んでくる可能性は十分にあるため、馬券的にはしっかりと抑えておきたい一頭です。
■抑え:✔️2枠3番 ジョスラン 岩田望騎手
前走の紫苑ステークスは明確に前有利の流れとなり、中団外を追走していたこの馬には厳しい展開の中でのタイム差なしの2着。メンバーレベルを考えると勝ち切ってほしかった面もあるが、内容自体は悲観する必要はない。
今回は内枠を引けたことで経済コースをロスなく立ち回れる可能性が高く、展開ひとつで十分勝ち負けになるチャンスはある。
■注目穴馬:☆7枠15番 インヴォーグ 団野騎手
メンバーのレベル自体は決して高くなかったものの、1勝クラス・2勝クラスを連勝中と勢いは十分。しかも今回は追い切りをかなり攻めた内容だったにもかかわらず、調教後の馬体重が+10kgと成長分を感じさせる点も好材料。
現状で13番人気と全くのノーマークなら、穴馬としてぜひ押さえておきたい1頭。
買い目
三連単フォーメーション
1着:◎
2着:◯▲△✔️☆
3着:◯▲△✔️☆
(計20点)
→本命カムニャックを1着固定に据えたうえで、相手候補を2・3着に手広く流し、人気薄の台頭による高配当を狙いつつ、トリガミがない買い方を取ります。
■ まとめ
秋華賞はペースが早くなりやすいレース。
今年の秋華賞はカムニャックが頭一つ出てるがそれ以外が拮抗で難しい一戦となりそうです。


コメント