2026年3月1日(日)に開催される 中山記念(GII/中山芝1800m) は、春のG1戦線へ向かう上で重要なトライアルレース。近年は実力馬と勢いのある馬が集結し、波乱含みのハイレベルな一戦となっています。
この記事では 過去の勝ち馬傾向・データ分析・狙いどころ をまとめ、予想や馬券検討に役立つポイントをご紹介します。
中山記念2026 概要
- 日時 :3月1日(日) 15時45分発走
- コース :中山競馬場(右・内回り・Aコース)
- 距離 :芝1800m
- 条件 :4歳以上 別定戦
- グレード:GⅡ
中山芝1800mのコース特徴
中山記念 過去10年のデータ
(2016年〜2025年のデータ)
枠番別傾向
| 枠番 | 着別度数 | 勝率 % | 連対率 % | 複勝率 % | 単回収率 % | 複回収率 % |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 1枠 | 3-0-0-10 | 23.1 | 23.1 | 23.1 | 132 | 49 |
| 2枠 | 0-1-2-10 | 0 | 7.7 | 23.1 | 0 | 56 |
| 3枠 | 2-2-1-10 | 13.3 | 26.7 | 33.3 | 46 | 88 |
| 4枠 | 1-1-2-11 | 6.7 | 13.3 | 26.7 | 107 | 126 |
| 5枠 | 2-1-0-12 | 13.3 | 20.0 | 20.0 | 52 | 83 |
| 6枠 | 0-1-2-15 | 0 | 5.6 | 16.7 | 0 | 30 |
| 7枠 | 2-1-2-14 | 10.5 | 15.8 | 26.3 | 59 | 75 |
| 8枠 | 0-3-1-16 | 0 | 15.0 | 20.0 | 0 | 61 |
データ全体を見ても、やや内枠の方が有利くらいで極端にどの脚質や枠順に偏っているわけではありません。
しかし近年の傾向として、中山コースは開幕週の芝が高速化しやすい点が大きなポイントです。芝の状態が良好で時計が出やすくなることで、ロスなく立ち回れる内枠の馬や前で運べる馬が有利になりやすい傾向が見られます。
そのため、単純な過去データだけでなく、前日の馬場傾向や芝のコンディションをしっかり確認することが重要になります。特に開幕週は「内枠有利・前有利」のバイアスが強まる可能性があるため、当日のトラックバイアスを踏まえた最終判断がカギを握るでしょう。
人気傾向
| 人気 | 着別度数 | 勝率 % | 連対率 % | 複勝率 % | 単回収率 % | 複回収率 % |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 1番人気 | 3-0-1-6 | 30.0 | 30.0 | 40.0 | 71 | 52 |
| 2番人気 | 3-1-2-4 | 30.0 | 40.0 | 60.0 | 128 | 93 |
| 3番人気 | 1-1-1-7 | 10.0 | 20.0 | 30.0 | 71 | 68 |
| 4番人気 | 0-2-1-7 | 0 | 20.0 | 30.0 | 0 | 77 |
| 5番人気 | 2-2-0-6 | 20.0 | 40.0 | 40.0 | 162 | 109 |
| 6~10番人気 | 1-4-5-39 | 2.0 | 10.2 | 20.4 | 32 | 103 |
| 11番人気以下 | 0-0-0-29 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
過去のデータを見ると、1番人気の信頼度はそれほど高くない傾向にあります。
一方で、5~7番人気あたりの中穴ゾーンは(3-3-5-19)と成績を残しています。
ただし、10番人気以下の大穴馬は過去10年で馬券圏内ゼロ。波乱のイメージがあったとしても、極端な人気薄までは手を広げすぎない方が得策と言えるでしょう。
脚質・上がり別傾向
| 脚質 | 着別度数 | 勝率 % | 連対率 % | 複勝率 % | 単回収率 % | 複回収率 % |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 逃げ | 1-1-3-5 | 10.0 | 20.0 | 50.0 | 44 | 236 |
| 先行 | 7-5-3-18 | 21.2 | 36.4 | 45.5 | 129 | 119 |
| 差し | 2-3-4-37 | 4.3 | 10.9 | 19.6 | 26 | 55 |
| 追い込み | 0-1-0-37 | 0 | 2.6 | 2.6 | 0 | 4 |
| 上がり 3F | 着別度数 | 勝率 % | 連対率 % | 複勝率 % | 単回収率 % | 複回収率 % |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 1位 | 3-4-1-5 | 23.1 | 53.8 | 61.5 | 113 | 180 |
| 2位 | 0-1-0-7 | 0 | 12.5 | 12.5 | 0 | 53 |
| 3位 | 2-1-2-6 | 18.2 | 27.3 | 45.5 | 86 | 67 |
| 4〜5位 | 4-1-1-16 | 18.2 | 22.7 | 27.3 | 139 | 65 |
| 6位以下 | 1-3-6-64 | 1.4 | 5.4 | 13.5 | 5 | 55 |
開幕週ということもあり、脚質傾向は明確に「前有利」。特に先行馬が安定して好成績を残しています。
直線でいくら速い上がりを使えても、道中で後方に構えていては届かないケースが多く、データ的にも“ある程度の位置取り”が重要になっています。
- 4コーナーで好位圏にいること
- ロスなく立ち回れること
- 持続力があること
これらが結果を左右する傾向です。
したがって予想のポイントは「決め手」よりも「位置取り」。開幕週は特に、先行力と立ち回りの巧さを重視したいところです。
年齢別傾向
| 馬齢 | 着別度数 | 勝率 % | 連対率 % | 複勝率 % | 単回収率 % | 複回収率 % |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 4歳 | 4-5-4-14 | 14.8 | 33.3 | 48.1 | 48 | 102 |
| 5歳 | 4-3-1-24 | 12.5 | 21.9 | 25.0 | 33 | 85 |
| 6歳 | 1-2-2-28 | 3.0 | 9.1 | 15.2 | 21 | 69 |
| 7歳以上 | 1-0-3-32 | 2.8 | 2.8 | 11.1 | 25 | 34 |
例年2月開催の場合は、別定戦の斤量設定により4歳馬が5歳以上より1kg軽く出走できるため、その分わずかに有利になる傾向があります。
しかし今年は3月1日開催。
そのため4歳馬の斤量優遇はなく、5歳馬と同斤量での戦いになります。
それでも、過去データを見れば中心はやはり4歳・5歳馬。
一方で、8歳以上は(0-0-0-17)と勝利どころか馬券内もゼロ。
近年は高齢馬の活躍も珍しくありませんが、このレースに関しては明確に厳しい数字が出ています。よほどの実績馬や展開利が見込めない限り、強気には狙いづらいデータと言えるでしょう。
昨年と同じく、今年も斤量差がない分、純粋な能力比較になりやすい一戦です。
前走クラス別傾向
| 前走クラス | 着別度数 | 勝率 % | 連対率 % | 複勝率 % | 単回収率 % | 複回収率 % |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 3勝 | 0-0-0-0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
| オープン(非L) | 0-1-0-7 | 0 | 12.5 | 12.5 | 0 | 113 |
| オープン(L) | 0-0-0-5 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
| GⅢ | 3-2-1-21 | 11.1 | 18.5 | 22.2 | 54 | 56 |
| GⅡ | 1-0-1-13 | 6.7 | 6.7 | 13.3 | 20 | 37 |
| G1 | 3-1-3-9 | 18.8 | 25.0 | 43.8 | 86 | 114 |
前走クラス別で見ると、重賞組が中心となる傾向が強いレースです。
特に好成績を残しているのが、中山金杯組、そして前走GⅠレースからの臨戦馬です。
まとめ|中山記念2026の予想ポイント
中山芝1800mはコーナー4つの小回りコース。特に開幕週に施行される場合は、そのコース形態と馬場状態が大きく結果に影響します。
スタートしてから最初のコーナーまでの距離が短く、さらにすぐ急坂が待ち構えているため、序盤から極端にペースが上がりにくい構造。前半が落ち着きやすい分、ポジションを取った先行馬が有利になりやすい傾向があります。
加えて開幕週は芝の状態が良好で高速化しやすく、内ラチ沿いの馬場も綺麗なケースが多いため、内枠+先行馬=内前有利の構図になりやすいのが特徴です。直線も短いため、後方一気は決まりづらい条件と言えるでしょう。
ただし、
- 雨による馬場悪化
- 逃げ・先行馬の頭数が揃った場合のハイペース化
- 枠順や並びによるポジション争いの激化
こういった要素が加わると、一転して差しが届く展開になる可能性もあります。
つまり、中山芝1800mの開幕週は「内前有利」がセオリーではあるものの、天候・馬場状態・脚質バランスの確認が最重要ポイント。
過去傾向を押さえつつ、当日の馬場状況を確認して予想を組み立てることが勝利への近道です。



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