【フェブラリーS2026】レース回顧|今年初めのG1を振り返り 展開・勝因・敗因まとめ

今年も舞台は東京競馬場ダート1600mでフェブラリーステークスが行われました。

本記事ではレース結果・展開分析・各馬の評価を詳しく解説します。


レース結果

着順枠番馬番馬名タイムオッズ
1着612コスタノヴァ 58.0kg
488kg(-4) ルメール騎手
美浦・木村厩舎
1:35.4 (35.2)3.4倍
2人気
2着714ウィルソンテソーロ 58.0kg
486kg(+2) 川田騎手
美浦・高木厩舎
1:35.5 (35.7)
1/2
5.4倍
3人気
3着59ダブルハートボンド 56.0kg
476kg(+2) 坂井騎手
栗東・大久保厩舎
1:35.6 (36.0)
1/2
3.0倍
1人気

払い戻し金

単勝12 340円2人気
複勝12
14
9
130円
160円
130円
2人気
3人気
1人気
枠連67 820円4人気
馬連1214 890円3人気
ワイド12ー14 
9ー12 
9ー14 
360円
290円
320円
3人気
1人気
2人気
馬単1214 1,560円4人気
3連複912141,080円1人気
3連単121495,080円4人気

■ レース展開|

今年は先行型が揃い、戦前からミドル〜ハイペース想定。しかし実際のレースは、思惑とはやや異なる流れとなりました。

スタートではここ2走大きく出遅れていたコスタノヴァが五分に出る一方、ラムジェットはトモを落とし大きく出遅れ。序盤、逃げ宣言をしていたペプチドナイルは好スタートから押して主張する構えを見せましたが、内のロードクロンヌの行き脚が勝り、無理せず控える形に。さらに最内からシックスペンスがハナを奪い、主導権を握ります。

各馬の出方が早めに定まり、想定よりもスムーズに隊列が決まりました。結果としてペースは極端に上がらず、ミドルペースに落ち着くかたちに。

人気どころでは、ダブルハートボンドが5〜6番手の外目を確保。その直後をウィルソンテソーロがマークする形。コスタノヴァはそれらを見る中団やや後ろの展開となりました。


■ 勝ち馬評価|

1着:コスタノヴァ

なんといっても最大の勝因はスタートを決めたことに尽きる。ブリンカー効果かどうかは定かではないが、陣営の作戦が見事にハマり、好発を決めた時点で勝利がぐっと近づいたと言っていいだろう。

状態面にはやや不安もあったが、この馬のコース適性と能力を考えれば、スタートさえ五分に出られれば多少の余裕残しでも十分に勝ち負けになる存在。今回はまさにその形となった。

持ち味を存分に発揮しての完勝。内容も申し分なく、改めて地力の高さを示す一戦だった。まさに“強い”の一言に尽きる勝利だった。

■ 人気馬の敗因分析

2着:ウィルソンテソーロ

存分に能力を発揮したものの、今回は相手が一枚上だった印象。それでも内容は決して悲観するものではなく、改めてGⅠを勝てるだけの実力があることを証明したレースだった。

なかなか中央のGⅠタイトルに手が届かないが、あと一歩のところまで来ているのは間違いない。7歳という年齢ではあるが、近走のパフォーマンスを見る限り衰えは感じられない。

悲願の中央GⅠ制覇へ――まだまだ期待したい存在だ。


3着: ダブルハートボンド

初めての芝スタート、そして1600m戦という条件の中で、スタートはいつもより行き脚がつかず。それでも直線ではジリジリと脚を伸ばし、最後まで諦めずに食らいついての3着。

直線で追い出した際には一瞬馬群に沈みかける場面もありましたが、そこからもうひと踏ん張りして馬券圏内を確保したあたりは、地力の高さと勝負根性の証明と言えるでしょう。

ただ、やはり芝スタートや1600mという忙しい条件は、この馬にとってベストとは言い難い印象。もう少しゆったり運べる距離、もしくはダートスタートの条件であれば、さらにパフォーマンスを上げてくる可能性は高そうです。

敗れてなお強し――内容としては評価できる3着だったと思います。


■ フェブラリーS2026 総括

今年のフェブラリーSは、今年最初のGⅠにふさわしい、非常に見応えのある一戦でした。

何と言ってもコスタノヴァのスタートが全て。

あの好発を決めた瞬間に、コース適性と地力を考えればあの形に持ち込めた時点でルメール騎手は勝利を確信したでしょう。

そしてまたしても悔しい2着となったウィルソンテソーロ

勝ち切れないもどかしさはあるものの、GⅠで安定して上位に食い込む能力は本物。展開ひとつで戴冠も十分可能な実力を改めて示しました。

ダブルハートボンドも厳しいレースの中でしぶとく3着確保。

決して楽な競馬ではなかった中での粘りは高く評価できます。やはり上位3頭の能力は一枚上だった印象です。

さらに、ブライアンセンスペプチドナイルも見せ場十分でした。

総じて、実力馬が力を示したハイレベルな決着。

高齢馬もまだまだ頑張り、非常に見応えのある一戦でした。

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