2025年9月13日(土)に阪神競馬場で行われたチャレンジカップ(GⅢ・芝2000m内回り)。
例年よりも開催時期が早まり、馬場状態も良好という中で行われた一戦を振り返っていきます。
レース結果
着順 | 枠番 | 馬番 | 馬名 | タイム | オッズ |
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1着 | 6 | 11 | オールナット牡4 524kg(0) モレイラ 56.0kg 栗東・高野 | 1:58.0 | 4.7倍(2番人気) |
2着 | 7 | 12 | グランヴィノス牡5 524kg(+4) 川田 56.0kg 栗東・友道 | 1:58.1 1馬身 | 3.1倍(1番人気) |
3着 | 2 | 2 | マイネルクリソーラ牡6 470kg(+2 ) ルメール 57.0kg 美浦・手塚久 | 1:58.2 クビ | 12.1倍(4番人気) |
払い戻し金
単勝 | 11 | 470円 | 2人気 |
---|---|---|---|
複勝 | 11 12 2 | 180円 140円 270円 | 3人気 1人気 4人気 |
枠連 | 6ー7 | 530円 | 1人気 |
馬連 | 11ー12 | 910円 | 2人気 |
ワイド | 11ー12 2ー11 2ー12 | 430円 810円 760円 | 2人気 5人気 4人気 |
馬単 | 11→12 | 1,830円 | 4人気 |
3連複 | 2ー11ー12 | 3,050円 | 3人気 |
3連単 | 11→12→2 | 12,720円 | 13人気 |
レース展開
レースは予想通りホウオウプロサンゲがハナを奪い、ショウナンマグマが2番手へ。しかしそのショウナンマグマが積極的に競りかける形となり、2頭で他馬を引き離す展開になりました。
離れた3番手にはアスクカムオンモア、その内にマイネルクリソーラが続き、1番人気のグランヴィノスはその後方に位置。勝ったオールナットは中団の内でじっくりと脚を溜める形となりました。
勝負どころではモレイラ騎手がオールナットのリズムを崩さずに馬群の中で進路を冷静に探し、スムーズに外へと持ち出しながら加速。直線では上がり最速の末脚を繰り出し、鮮やかに差し切っての勝利となりました。
レース展開のポイント
- 前の2頭が飛ばす展開になり、前半1000m通過は58.4秒のハイペース。
- ただ、その他の馬たちは平均ペース。
- 案の定前の2頭はバテて14着、15着。
- ロスなくインを上手く立ち回ったモレイラ騎手は流石の一言。
- イングランドアイズは出遅れてしまい差のない5着だったので悔しい結果に。
- グランヴィノスは王道の立ち回りで力を出し切っての2着。
- 3着マイネルクリソーラは完璧なレースをしたが距離が短かった印象。
- 4着サブマリーナはいつのより出していった分終いの脚が切れなかった。
まとめ
2025年のチャレンジカップは、ペースと馬場を味方につけた馬が勝利する結果となりました。
なんと言っても、やはりモレイラ騎手の腕が光った一戦でした。人気を背負った馬であの位置取りからジッと我慢できたのは、いつでも馬群を捌けるという自信があってこその騎乗。結果的にその落ち着きが勝利に直結したと言えるでしょう。
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