10月12日(土)に東京競馬場で行われる【サウジアラビアロイヤルカップ(G3)2025】。
2歳馬によるマイル戦で、毎年ここから朝日杯FSやクラシック戦線へと羽ばたく馬が出る注目の一戦です。
今年も素質馬が揃い、将来性と完成度の両バランスが問われるレースとなりそうです。
ここでは、過去の傾向と今年の出走馬を踏まえた最終予想をお届けします。
🏇 サウジアラビアロイヤルカップ2025 概要
- 開催日:2025年10月12日(土)
- 場所:東京競馬場
- 距離:芝1600m(左回り)
- 出走条件:2歳オープン(G3)
東京芝1600mは、直線の長いコース形状から瞬発力が問われやすく、素質馬が力通りに走る傾向。
一方で、開幕2週目の馬場状態によっては先行馬の押し切りもあり、展開の読みがカギになります。
📊 サウジアラビアRC 過去の傾向
過去10年のデータから見えてくるポイントを整理します。
- 1番人気の連対率70%・複勝率80%と上位人気馬が安定。
- キャリア1戦馬の好走率が高い(特に新馬勝ちの馬)。
- 差し・追い込み有利な年が多く、上がりの使える馬が有利
🧭 展開予想
先行馬が揃っているが、過去の傾向からもペースは上がりにくく、今年もスローからの瞬発力勝負が濃厚。
頭数も少ないため位置取りの差はそこまで大きくなく、後方すぎなければ上がり勝負に強い馬が上位を争う展開になりそうです。
最終予想
◎ 本命:5枠5番 ゾロアストロ 牡2 56kg ルメール騎手
新馬戦こそ出脚がつかず2着に敗れたが、前走の未勝利戦では2馬身半差をつける完勝劇。2着のジーネキングはその後、札幌2歳Sでクビ差の2着に好走しており、相手関係を考えても内容は非常に濃い一戦だった。
重賞の舞台でも十分勝ち負けできるだけのポテンシャルを秘めている。
○ 対抗:8枠8番 チュウワカーネギー 牡2 56kg 北村友騎手
新馬戦で破った2着馬と4着馬がいずれも次走で勝ち上がっており、レースレベルの高さは明らか。その4着馬アスクエジンバラも、未勝利戦・オープン戦を連勝して今回出走してくる。
その馬たちを相手に完勝している内容からも、ここでは間違いなく力上位と見ていい。
懸念点を挙げるとすれば、新馬戦では逃げて勝っており、控える競馬になった際に力を発揮できるかどうか。
ただし今回は頭数も少なく、馬群で揉まれる心配は少ないため、その点も大きな不安材料にはならないだろう。
🔍 買い目
人気サイドの決着が濃厚と見て、ここは1点勝負で狙います。
- 馬連 ◎–○(計1点)
🏁 まとめ
サウジアラビアロイヤルカップ2025は、
「素質×完成度×瞬発力」の三拍子が揃った馬が勝つレース。
今年はハイレベルな2歳世代の中でも有望株が揃い、
今後のクラシック戦線を占う上でも見逃せない一戦です。
当日は馬場傾向をしっかりチェックし、内の先行有利か、差しが決まるかを見極めて最終調整しましょう。


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