【関屋記念2025】展望

毎年8月に開催される関屋記念(GIII)が今年はハンデ戦になり、2週前倒しの開幕週に変更。夏の新潟開催を代表するマイル重賞でサマーマイルシリーズの一戦でもあり、有力馬の秋の始動戦や、上がり馬の重賞挑戦の舞台としても注目を集める一戦です。


🏇 関屋記念とは?コースとレースの特徴

  • 開催日:2025年7月27日(日)
  • 距離:芝1600m(外回り)/新潟競馬場
  • 出走条件:3歳以上・ハンデ戦
  • コース特徴:日本最長クラスの直線(約659m)が特徴の外回りコース。

📊 過去の傾向から見る新潟芝1600mの注目ポイント

今年から開幕週、ハンデ戦と変更点が多い為、過去の関屋記念のデータはアテにならないので新潟芝1600mの傾向を参考にしていきます。

  • スタートしてからコーナーまでが長いため、前半はややペースが速くなりやすいが、中盤で一旦ペースが緩む事が多く、瞬発力勝負になりやすい。
  • 基本差し馬有利だが、開幕週なのを考えると先行・差し馬の上がりが使える馬が狙い目か。
  • 関屋記念のリピーターに注意(前年好走馬の連続好走も)
  • 新潟芝実績のある馬は評価アップ

🔍 関屋記念2025の注目馬

  ※出走予定場の中から上位人気になりそうな3頭をピックアップ

 1番人気想定 ボンドガール 56kg (ルメール騎手)

G1を含む重賞で2着5回の実績を誇る実力馬が、巻き返しを狙って出走。能力の高さは折り紙付きですが、ここ2戦は折り合いを欠いて本来の走りができず、結果を残せていないのが現状です。

陣営はこの流れを受けて、今回はハミを変更。道具面からのテコ入れに加え、鞍上にはC.ルメール騎手を迎えるという大きな変化があります。これまでとは違うアプローチで、再び上位争いに食い込んでくる可能性は十分。

ただ、東京新聞杯の時のように中団から前目で競馬が出来ればいいが、いつものように後方からの競馬になれば開幕週の速い馬場では届かない可能性も十分考えられる。

 2番人気想定 カナテープ 54kg (キング騎手)

前走の府中牝馬ステークス(GII)で、ハンデに恵まれながらも2着に好走した実力馬。過去にこの馬で1勝を挙げているキング騎手が手綱を取るのも好材料。

函館2歳ステークスに続いて2週連続の重賞制覇なるか

 3番人気想定 フォーチュンタイム 56.5kg (三浦騎手)

ここまで順調に条件戦を勝ち上がってきた素質馬だが、前走でついに重賞初挑戦。これまで連対を外したことがなかっただけに注目を集めたが、結果は5着止まりとやや物足りない結果に終わった。

レースでは、すんなりと番手のポジションを確保し、展開的には悪くなかったものの、道中で少しかかる面を見せる場面も。直線ではジリジリと伸びたが、最後まで鋭さは見られず、上位に迫る脚はなかった。

正直、メンバー構成を見ても特筆すべき強敵がいたわけではなく、着順以上に内容が問われる一戦となった印象だ。これまでの勢いと比べると、重賞の壁に跳ね返された感も否めない。

それでも、1度重賞を経験したことでレース慣れが見込める点はプラス材料。前走で得た経験を糧に、今回どこまで修正してくるかに注目が集まる。


  関屋記念2025の展開予想と狙い方

例年スローからの瞬発力勝負になりやすいが、今年は逃げ馬不在でより緩い流れからの末脚勝負になる可能性大。隊列が落ち着くと前に行った馬が粘るケースもあるが、基本は直線でのヨーイドン競馬。

そのため、

  • 切れる脚がある馬
  • 過去に新潟・東京などの直線長いコースで好走歴がある馬
  • 馬場が軽い時の方がパフォーマンスが上がる馬

を中心に狙いたい。


💡 関屋記念2025 まとめ

  • 新潟芝1600mは差し馬が基本有利だがメンバー的にペースが速くなりそうにない
  • 今年は開催時期が早まり、別定戦からハンデ戦に変わり過去のデータはあてにならない
  • 新潟実績のある馬に注目

以上のことを踏まえ当日の馬場状況や枠順、最終追い切りを確認し精査することをおすすめします。

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