北九州記念の展望

コースの特徴

直線は約293m、坂はなく平坦。向正面、2コーナー左のポケットがスタート地点となっていて、3コーナーまでの距離は約480m。小倉競馬場は2コーナー地点が最高地点となっており、スタート直後から下り坂。コーナーはスパイラルカーブの緩い下り坂となっており、スピードが出やすい。基本的に逃げ・先行有利。


北九州記念とは?

  • 小倉競馬場・芝1200mで行われるハンデ戦。右回りのスプリント重賞です。
  • 2023年以前は8月半ばに行われていたが、昨年は6月30日(日)。今年は7月6日(日)に開催。

🔑 レースの傾向と注目ポイント

  • 波乱傾向の強い一戦:過去10年、1番人気馬は勝利なし。昨年は16番人気が3着に来るなど、荒れる条件が揃っています  。
  • スピード重視の1200m戦:テンの速さがモノを言う舞台。小回り平坦の小倉コースなので、前半からはっきりした流れになりやすく、先行・好位勢の粘りが鍵です 。
  • 牝馬&軽ハンデ馬の優勢:「夏は牝馬」と言われるように、軽ハンデの3~4歳牝馬が台頭する傾向があります  。

注目馬解説

ロードフォアエース(安定の連対力)

  • 芝1200mの成績(2.5.0.0) で連対率100%の実績  。
  • オープン入りして3戦して3連続2着。
  • 先行力もあり。

ヨシノイースター(昨年2着・57→58kg)

  • 春雷Sでリステッド競争勝利。オープン2勝目  。
  • 小倉芝1200mは(1.2.0.1)で得意舞台。
  • 昨年2着馬、地力確実。最重量ながら有力筆頭。

アブキールベイ(葵ステークス1着)

  • 前走GⅢ葵ステークス1着 。
  • 3歳牝馬で53kgの軽ハンデ。
  • 先行力はないが、差しが決まる馬場ならチャンス有り。

🧭 予想ポイントまとめ

ポイント詳細
性別・年齢牝馬 & 3〜4歳
所属関西馬中心
枠順中枠(5〜6枠)~中〜外の馬番
脚質逃げ・先行、上がり上位
人気3〜5番人気が狙い目
前走1200m重賞好走(特に前走1着)
ハンデ増量でも対応力あり(+2kg程度ならOK)

まとめ

北九州記念は「軽ハンデ+小回り1200m+荒れやすい夏G3」というレース。今年も牝馬やハンデ戦を活かした中穴~大穴も期待できます。逃げ・先行で流れにのれる馬、前走1200m重賞実績+若手牝馬を中心に、3〜5番人気を軸に据えるのが良さそうです。

ただし波乱も多いので、大穴狙いなら複数頭流すのが吉。


調教タイムや当日の馬場状態、枠順確定後に改めて精査するのがベストですが、本ブログが馬券検討の参考になれば幸いです。良い週末を!

コメント

タイトルとURLをコピーしました