青函S&バーデンバーデンCの回顧

【青函ステークス回顧】

~12番人気エイティーマクフィが鮮やかな差し切り勝ち!~

波乱の決着となった今年の青函ステークス。勝ったのは、藤岡佑介騎手騎乗の12番人気・エイティーマクフィ。中団でじっくり脚を溜め、直線では一気の末脚炸裂。見事な差し切りで、人気薄ながら堂々のVを飾りました。

2着には5番人気の◯ティニアがクビ差で入線。向正面でやや挟まれるシーンがありながらも、最後までしぶとく伸びての惜しい2着。力を見せる内容でした。

3着は1番人気のペアポルックス。57.5kgを背負ってのレースでしたが、好位から最後まで粘って0.3秒差の3着はさすがの走り。トップハンデながら地力の高さを感じさせる内容でした。

2番人気の▲モリノドリームは、好位追走から勝負所で動きましたが、直線で脚が鈍り5着まで。

そして、個人的に最も期待していた本命ジョーメッドヴィンはまさかの10着。道中は控える形を選び、4コーナーでは最後方。結局、直線でも馬なりのまま見せ場なくレースを終えました。この消極的な騎乗にはどんな意図があったのかわかりませんが首を傾げざるを得ません。残念な結果でした。


【バーデンバーデンカップ回顧】

開幕週らしい“内・前”有利な馬場を味方につけた実力馬たちが上位を占めた一戦でした。

勝ったのは1番人気に支持された ◎ アンゴラブラック。逃げ馬の直後という絶好のポジションを確保し、直線では戸崎騎手の手綱に応えてしっかりと抜け出しての勝利。力のあるところを存分に発揮し、人気に応える形となりました。

2着には田辺騎手騎乗のアスクナイスショーがハナ差で粘り込み。2番手追走からしぶとく脚を使い、勝ち馬にこそ交わされたものの、最後まで食らいつく好内容。実はこの馬、前残りの馬場を見越して4番手評価にしていたが、思った以上に人気を集めてしまったため、馬券的には外しました。

3着には9番人気と人気薄のサトノクロークが入りました。三浦騎手が内で脚を溜めに溜め、直線でスッと抜け出しての3着。馬場傾向に賭けての騎乗結果だったと言えそうです。

印を打っていた 〇 ワイドアラジンと ▲ キュヌクスも、道中好位から競馬はできていたものの、直線ではあと一歩届かず。それぞれ4着・5着という結果に終わりましたが、展開や馬場を考えれば悲観する内容ではありませんでした。

全体として、読みは概ね的中していたものの、馬券的にはあと一歩届かずの悔しい結果でした。

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