【ファンタジーステークス2025】注目穴馬と危険な人気馬

ファンタジーSは、2歳牝馬戦ゆえ「素質 vs 現時点の完成度」「レース経験値」「馬場適性」の見極めが重要になります。ここでは“妙味ある穴馬”と“過信禁物の人気馬”をピンポイントにフォーカスしてお伝えします。


✅ 注目穴馬(狙って妙味がある伏兵)

①. ポペット  横山典騎手 (8番人気想定)

新馬戦は減量騎手騎乗で3kg軽い負担重量という恩恵はあったものの、2着に3馬身差をつける完勝。その2着馬もすぐに勝ち上がっていることから、決して低レベル戦だったとは言えません。

前走の札幌2歳ステークス(芝1800m)は、序盤からずっと折り合いを欠き口を割りながら走っていたため9着大敗という結果になりましたが、内容としては度外視して良い一戦でしょう。

新馬戦(1500m)は出遅れながらも行きっぷり自体は悪くなかったことから、今回の1400mへの距離短縮は確実にプラス。スムーズな競馬さえできれば勝ち負けしても何ら不思議ではないだけのポテンシャルがあると見ており、ここは厚めの印を打つつもりです。

②. ベレーバスク 丹内騎手 (5番人気想定)

前走のサフラン賞は、前進気勢が強く手応え十分のまま直線へ。すぐに先頭に立ったものの、追われてからの伸びが思ったほどではなく2着。ただし、急坂のある中山コースだったことや、距離が1600mに延びていた点を考えれば悲観する内容ではない。しかも敗れた相手は、新馬戦で今回1番人気想定のフェスティバルヒルに0.1秒差まで迫った実力馬。むしろ地力は十分示した一戦と言える。

今回は距離短縮に加え、直線に坂のない舞台替わり。前走より明らかに条件は好転するだけに、馬券圏内に食い込んできても何ら不思議ではない存在。


⚠️ 危険な人気馬(条件次第で飛ぶ可能性)

①. ブラックチャリス 浜中騎手 (3番人気想定)

新馬戦では高速馬場の開催初日にレコード勝ちと圧巻の内容を見せたが、今年の函館開催自体が全体的に時計の出やすい馬場だった点は頭に入れておきたい。続く函館2歳ステークスでは2着と結果だけ見れば優秀ではあるものの、そのレースの出走馬たちのその後の成績が今ひとつ伸びておらず、メンバーレベル自体が高かったかはやや疑問が残る。

数字のインパクトに対して過大評価されるリスクはあるため、人気を背負うようであれば慎重な見極めが必要なタイプと言える。

②. メイショウハッケイ 武豊騎手 (2番人気想定)

上がりは毎回しっかり使えている点は評価できるものの、これまでの戦績からは、現時点でここまで人気を集めている理由が正直見えにくい。


まとめ

今回取り上げた注目穴馬と危険な人気馬については、最終追い切りや枠順などを確認したうえで、当日に改めて最終予想をアップします。

よろしければそちらもぜひチェックしてみてください。

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