【中京2歳ステークス2025レース回顧】

2025年8月31日(日)に行われた 中京2歳ステークス(GIII)。

今年は舞台が小倉から中京芝1400mへと変更になって、スピードと瞬発力の両立が求められる一戦となりました。出走馬のレベルも高く、来年のクラシック戦線を占う上でも注目度の高いレースでした。


 レース結果

1着  4枠4番 キャンディード  北村友騎手  1:19.4  6番人気

2着 5枠7番 スターアニス  松山騎手  クビ差(1:19.4)  1番人気

3着 2枠2番 マイケルバローズ 岩田望騎手 7馬身差(1:20.5)  3番人気


 払い戻し

単勝41,320円6人気
複勝4
7
2
260円
110円
180円
6人気
1人気
2人気
枠連45720円3人気
馬連47960円5人気
ワイド47
24
27
390円
1,430円
370円
3人気
20人気
2人気
馬単4→73,260円11人気
3連複2472,720円12人気
3連単4→7→224,580円83人気

 勝ち馬の走り

勝ったのは キャンディード 父トーセンラー母ストロボフラッシュ(父スペイツタウン)

スタートから馬なりで中団を追走。4コーナーからじわっと進出し、直線では外に出すと力強い末脚を繰り出して1番人気のスターアニスを差し切りました。

時計も 1分19秒4で20年ファンタジーS(阪神)でメイケイエールが記録した2歳JRAレコードを0秒7も更新した。しかも開催最終日に出た時計なので、現時点での2歳世代トップクラスの力を証明したと言えるでしょう。


 2着・3着馬の評価

2着  スターアニス 松山騎手

スタートを決めて中団でじっと脚をため、直線では外に持ち出してしっかりと伸び脚を発揮。3着には7馬身差をつける完勝内容だったが、最後は勝ち馬の鋭い切れ味に屈し、ゴール前で差し切られての2着となったが負けて強しの内容だった。

3着  マイケルバローズ 岩田望騎手

 道中はスターアニスの内で並ぶように追走し、直線では内に進路を取った。しっかりと伸びは見せたものの、1・2着馬の決め手が一枚上で及ばなかった。


 レース展開

スタート直後に内からエンヴィーミーがハナを主張したことで、テン3F通過は33秒3、さらに1000m通過が56秒1という厳しい流れとなった。結果的に中団で脚をためていた馬たちが1〜3着を占める形となった。


 今後の展望

今年の中京2歳ステークスを制したキャンディードは、今日のレースぶりからもマイル路線での活躍が十分に期待できる内容でした。今後は朝日杯フューチュリティステークス(G1)やNHKマイルカップ(G1)といった大舞台を意識できる存在になりそうです。

また、惜しくも2着となったスターアニスもまだまだ伸びしろが感じられ、今後の成長が非常に楽しみな一頭といえるでしょう。

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