安達太良ステークスの回顧

2025年7月12日(土)に福島競馬場で行われた【安達太良ステークス(3歳以上オープン・芝1200m)】は、6番人気カルロヴェローチェ(丸山元気騎手)が勝利しました。

 レース結果

カルロヴェローチェが番手から抜け出し、危なげない競馬で勝利を収めました。

スタートから誰もハナを主張せず、結果的にペースは落ち着いたペースに。逃げたのはコラソンビート(津村騎手)、その直後にカルロヴェローチェとブーケファロス(荻野騎手)がつける展開。完全に前残りの流れとなりました。

そんな中、カルロヴェローチェは終始馬なりの手応えで番手をキープ。直線に向くとスッと外に持ち出し、追われるとしっかりと反応。最後はクビ差でブーケファロスを差し切る内容でした。

2着には2番手から粘り込んだ8番人気ブーケファロス、3着にはマイペースで逃げた5番人気コラソンビートが入り、まさに展開に恵まれた前残りの上位決着。


📝展開と各馬の評価

レースは平均やや遅めの流れ。先行勢に逃げを主張する馬がおらず、先行馬が楽した分、差し馬には厳しい展開になった。

  • 2番人気ティエラは5着: いつもより行きっぷりが悪く、あの位置からでは5着が精一杯か。
  • 1番人気バースクライは6着: 中団からの競馬で、直線向いて追い出した時に進路を塞がれる不利を受け悔しい結果に 。

💡レースのポイント

  • 今週から Bコース に替わりましたが、内ラチ沿いはまだ少し荒れて、展開次第では逃げ切りも差し届きも決まるフラットな状態。極端に「前が止まらない」「外差し一辺倒」といったバイアスはなく、展開と位置取りがより重要だった。

 まとめ


芝1200m戦としては想定よりもペースが上がらず、結果的には前残りの展開に。ハイペースを見越して差し馬に注目していたが、これが完全な読み違いだった。道中、前につけた馬たちがそのまま押し切る形となり、差し・追い込み勢には厳しい流れ。

この展開を読めなかったのが、今回の大きな敗因でした。

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