2025年10月、東京競馬場で施行される アイルランドトロフィー(GⅡ・牝馬限定・芝1800m)。旧・府中牝馬ステークスの流れを引き継ぐ重賞として、注目を集める一戦です。 本記事では、出馬馬の取捨、血統傾向、馬場適性、調教チェック、そして 最終予想と買い目 を丁寧に解説します。
※本記事は「アイルランドトロフィー」「最終予想」「牝馬1800m」などのキーワードを意識しています。
レース概要・ポイント整理
まずは本レースの概要と、攻略上押さえておきたいポイントを整理しておきましょう。
| レース名 | アイルランドトロフィー |
| 格付 | GⅡ |
| 条件 | 3歳以上 牝馬限定 |
| 距離 | 芝 1800m(左回り) |
| 重量 | 3歳 53kg、4歳以上 55kg。グレード競走勝利実績に応じて加算あり |
| 備考 | 本レースは府中牝馬ステークスの後継として創設。 エリザベス女王杯へのステップに位置づけられる |
攻略のポイントとしては:
- 東京コース適性
- 距離適性:1800mの実績馬
- 上がり脚/瞬発力:直線勝負になる可能性が高いため、キレる脚を持つ馬
- 東京開催だが関西馬の成績の方が良くなっている
これらを踏まえて、以下で出馬馬を仮定して評価・分析します。
最終予想
◎ 6枠11番 セキトバイースト 牝4 55kg 浜中騎手
ここ2戦の走りが非常に良く、浜中騎手とのコンビになってから明らかにリズムが良くなっています。
今回も得意の持久力勝負に持ち込めれば、3連勝のチャンスは十分あるでしょう。
○ 8枠15番 ラバンダ 牝4 55kg 岩田望騎手
前走3勝クラスをようやく勝ち上がった馬だが、これまでに重賞でも馬券内に入るなど力は示している。2走前の府中牝馬ステークスではカナテープに敗れたものの、1kg重い斤量を背負って終始外を回る競馬だったことを考えれば、今回は逆転も十分可能。勝ち切るまではどうかも、馬券圏内に入る力は確かにある。
▲ 4枠7番 カナテープ 牝6 55kg 佐々木騎手
前走の関屋記念をレコード勝ちしており、勢いは本物。さらに3走前には今回想定1番人気のアドマイヤマツリを下していることを考えると、実力面でも引けを取らない。
ここで重賞連勝を決めてもまったく不思議ではない。
△ 1枠1番 アドマイヤマツリ 牝4 55kg 武豊騎手
3勝クラスでは後に七夕賞を制したコスモフリーゲンを破り、その勢いで臨んだ福島牝馬ステークスでも勝利し、初重賞制覇を達成。前走のヴィクトリアマイルは相手が強く力負けの印象だったが、このメンバーなら能力は上位。
ただし東京コースはあまり向いていない印象で、今回は抑えまでの評価とした。
⭐︎ 4枠8番 ボンドガール 牝4 55kg ルメール騎手
毎回人気先行で妙味は薄いが、前走の関屋記念では勝ったカナテープより2kg重い斤量を背負いながら、タイム差なしの2着と力を示した。
今回の距離延長でペースが落ち着くようだと折り合い面に不安は残るものの、馬券妙味は少ないが能力的には軽視できない1頭。
買い目(例)
今回は絞りきれず人気サイドに偏ったのでオッズを見て買うかどうかの判断をしたいと思います。
- 三連単フォーメーション:◎▲△→◎○▲△⭐︎→◎○▲△⭐︎
(計36点)
まとめ
アイルランドトロフィーは、牝馬限定の芝1800m戦で、瞬発力と持久力のバランスが問われる一戦です。
レース展開によって結果が大きく左右されるため、展開予想が非常に重要となります。
また、当日の馬場状態によっても有利不利が変わる可能性があるので、最終的な判断を下す前に必ず馬場をチェックしておきましょう。


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