本日は8月24日(日)札幌競馬場メインレース、キーンランドカップ(GⅢ)の過去の傾向を分析していきます。
キーンランドカップの基本情報
- 開催時期:8月24日(日)
- コース:札幌芝1200m(右回り・Bコース)
- 条件:3歳以上、別定戦
- 特徴:2コーナーポケットからのスタートで、初めのコーナーまでおよそ410mと十分な距離があります。コース自体は平坦で基本的には先行馬が有利ですが、そのぶん前に行きたい馬が多いと先行争いが激しくなり、差し馬にも展開の利が向くケースがあります。
過去のデータ
① 枠順の傾向
- 4枠~7枠の連対率が良く、特に6〜7枠は勝率も良い。
- 1枠2枠は成績は良くなく、割引材料
② 脚質の傾向
- 逃げ・先行馬が有利。
- 今週からBコースを使用になるので馬場傾向のチェックは必要。
- 展開次第で差しも届くが、追い込み一辺倒は割引。
③ 前走レース別成績
- 函館スプリントS組が王道ローテ。
- 函館SSで凡走しての、巻き返しは厳しい。
- 他では高松宮記念・安田記念など春のGⅠ組が実績で上位に来やすい。
④ 人気の傾向
- 1番人気の成績は悪くはない(過去10年で3勝)。
- ただ、荒れることも多く、波乱含みのレース。
キーンランドカップで狙いたい馬のタイプ
過去の傾向から見えてくる「好走条件」は以下の通りです。
- 前走函館スプリントS組(特に好走した馬)
- 7〜8枠の先行馬
- 洋芝適性のある馬(札幌・函館での好走歴あり)
- 夏に調子を上げるタイプ(夏馬)
2025年キーンランドカップ注目ポイント
- 中枠(特に6〜7枠)にはいる馬はプラス材料
- 1枠2枠に入る馬はマイナス材料
- 逃げ・先行馬が少なければスロー濃厚で前残り狙い。
- ただ、例年はCコース2週目に行われていたのが今年はBコース変わりの初週での開催なので馬場傾向のチェックは必須。
- 函館スプリントS組は信頼度が高い
まとめ
2025年のキーンランドカップは、G1馬や勢いのある上がり馬など実力馬が揃い、見応え十分のメンバー構成となりました。毎年楽しみな一戦ですが、今年も一筋縄ではいかない予想になりそうです。
特に想定1番人気のパンジャタワーには不安材料があり、荒れる可能性も十分。高配当を狙えるチャンスが広がっているだけに、データや過去傾向を踏まえてしっかり予想を組み立てたいところです。
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