スパーキングレディーCはフェブランシェが早め先頭から押し切り勝ち!
2025年7月9日(金)に川崎競馬場で行われた【スパーキングレディーカップ(JpnIII)】(ホクトベガメモリアル)。牝馬限定のダートグレード競走として注目を集めた一戦は、地方所属の馬と騎手が意地を見せつける結果となりました。
▶ レース結果と勝ち馬の内容
レースはスタートから積極的に前に出て、2番手追走から3コーナーで早め先頭に立つ強気の競馬。
そのまま後続の追撃を1馬身半差封じ込めて重賞初制覇。元中央馬が心強い鞍上と斤量差を活かした結果となりました。
2着には栗東所属・ライオットガール(笹川翼騎手)が入り、内から鋭く伸びてきたものの、勝ち馬には届かず。
さらに2馬身半差の3着には1番人気に支持されていたテンカジョウ(松山弘平騎手)が入線。こちらも栗東所属の有力馬でしたが、コースと距離が合わなかった印象です。
一方、注目を集めていた3番人気のアンモシエラ(栗東・横山武史騎手)は、伸びを欠き5着まで。
▶ スパーキングレディーC2025のポイント
川崎1600mは地方競馬場の中でもコーナーがきつく、先行馬が有利なコース形態。今回のレースも例に漏れず、序盤から前に行った馬たちが優位に立ち、最後まで粘り込む展開となりました。
中央からの遠征馬たちも力はありましたが、川崎独特のコーナーワークや仕掛けどころの難しさに戸惑った様子。やはり地方重賞では、【コース適性】と【騎手の土地勘と慣れ】が重要になることを再認識させられる結果でした。
テンカジョウとアンモシエラは距離的にも少し忙しかったのかも知れません。
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