牝馬限定のハンデ重賞「ターコイズステークス（GⅢ）」は、
毎年のように穴馬が絡んでくる一戦。
2025年も例年通り
✔ 勝ち馬は上位人気から
✔ しかしヒモに穴馬が絡みやすい
という構図は変わりません。
この記事では「注目の穴馬」と「危険な人気馬」 をデータとレース傾向から掘り下げていきます。
ターコイズS2025の基本傾向をおさらい
まずは予想の軸となる重要ポイントを整理します。
✔ 勝ち馬は上位人気が中心
過去10年で見ると6番人気以下の勝利はわずか1頭のみ。
ハンデ戦とはいえ、勝ち切るのは能力上位馬がほとんどです。
✔ ヒモ荒れが頻発
一方で2着・3着には人気薄が頻繁に好走。
馬連・三連系ではしっかり配当が付くケースが多いのが特徴です。
✔ 前有利だが差しも届く
中山芝1600mらしく「前で立ち回れて、パワーのある最後に脚を使える馬」 が理想です。
【ターコイズS2025】注目の穴馬候補
◆ 注目穴馬①：ジョイフルニュース 牝３ 51kg 騎手未定 (5番人気想定)（除外対象馬 )
通算成績は【3-2-0-0】と安定感抜群。
条件馬ではあるものの、これまで一度も連対を外したことがなく、地力の高さは明らかだ。
現時点では除外対象馬のため出走可否は不透明だが、前走の3勝クラスでは2着に惜敗。しかもその時に先着を許した相手は、次走で福島記念（GⅢ）を制しており、レースレベルの高さを裏付けている。
今回は格上挑戦となるが、ハンデは51kgと大きな恩恵を受けられる立場。軽ハンデを活かせれば、重賞の流れにも十分対応可能で、展開ひとつでは上位進出、馬券圏内突入も現実的だろう。
◆ 注目穴馬②：ドロップオブライト 牝６ 56kg 松若騎手 （8番人気想定）
昨年のCBC賞の勝ち馬で、基本的には芝1200mを主戦場としてきた馬。
しかし、2走前には芝1600mの京成杯オータムハンデ（GⅢ）で2着に好走しており、距離適性の幅を示した内容だった。芝1600mでも【0.1.2.0】と大崩れしておらず、今回の条件でも能力的に十分通用すると見ていい。
距離延長でも軽視は禁物で、展開ひとつで上位争いが可能な存在だ。
◆ 注目穴馬③：リラボニート 牝４ 53kg 丹内騎手（9番人気想定）
2連勝でオープン入り。前走は重賞初挑戦ながら0.6秒差の8着と、着順以上に内容は悪くなかった一戦だった。
今回はハンデ戦となり、斤量も53kgと恵まれた印象。この条件ならクラス慣れも見込め、通用してもおかしくはない。
◆ 注目穴馬④：ホウオウラスカーズ 牝７ 54kg 木幡巧騎手（7番人気想定）
2走前は斤量52kgの軽ハンデを活かし、ロスなく内を立ち回る競馬だった点は考慮が必要だが、今回と同じ舞台で行われた京成杯AH（GⅢ）を勝利している点は大きな強み。
今回は斤量が54kgに増え、条件的にはやや厳しくなるものの、再び内枠を引き、スムーズに立ち回ることができれば馬券内に食い込む可能性はある。
【ターコイズS2025】危険な人気馬
◆ 危険な人気馬①：ボンドガール 牝４ 56kg 津村騎手（4番人気想定）
今回のメンバー構成を見ると、ハッキリと主張していく逃げ馬が不在で、全体的にペースは落ち着きそうな印象です。
スローペースになるとこの馬は折り合い面に不安があり、本来の力を発揮できないリスクが高まります。
能力自体は上位でも、展開面の後押しが期待しづらい今回は人気を集めるようであれば評価を下げ、思い切って消す判断も十分アリだと思います。
馬券的には、無理に逆らわず「来たら仕方ない」と割り切って、展開利が見込める馬や先行して運べるタイプに妙味を求めたい場面ですね。
まとめ｜ターコイズS2025の馬券戦略
最後に、ターコイズステークス2025の予想ポイントを簡潔に整理します。
- 勝ち馬は上位人気から出やすい → 軸は無理に逆らわず、5番人気以内の上位人気馬を素直に信頼
- ヒモは積極的に穴馬を狙う → 内枠を引いた馬 → 先行力のある馬 → 軽ハンデを活かせる馬
ハンデ戦らしく、2・3着には毎年のように伏兵が絡むのがこのレースの特徴です。
当日は枠順・馬場状態・展開予想 を必ず確認したうえで、
人気馬を軸に据えつつ、条件に合致する穴馬を絡めていくのが高配当への近道。
データと展開を味方につけて、
2025年のターコイズステークスで好配当を狙っていきましょう。
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