【七夕賞2025】波乱必至のハンデ重賞で狙いたい注目穴馬とは?
7月に福島競馬場で行われるサマー2000シリーズ開幕戦「七夕賞2025(GIII)」は、ハンデ戦らしく毎年のように波乱が起きる重賞。その傾向から、穴馬の台頭も非常に多く、馬券妙味の高いレースとしてファンから注目されています。
本記事では、過去データと現時点での登録馬から見えてくる【七夕賞2025の注目穴馬】を紹介していきます!
■ 七夕賞の傾向から見る“狙える穴馬像”
まず、七夕賞の過去10年の傾向から導き出される「好走しやすい穴馬の特徴」は以下の通りです。
- ハンデ53~55kgの中軽量馬
- 先行〜差しの脚質が有利(極端な追い込みは届きづらい)
- 福島芝2000mでの好走経験または小回りコースへの適性あり
- 前走は着順が悪くても着差が小さい or 不利があった馬が巻き返す傾向
これらを踏まえて、2025年の七夕賞で「面白い穴馬」をピックアップしてみました。
☠️ 危険な人気馬
シリウスコルト (想定2番人気)
前走は行く馬が見当たらず、押し出されるような形でハナに立つことに。結果的に超スローペースの単騎逃げとなり、自分のペースで運べたことが大きな勝因でした。展開がドンピシャにハマった印象で、内容としては決して着順以上の評価を示すものではありませんでした。
今回は斤量が58.5kgに増える点も含めて、前走ほど楽な展開にはならなそう。相手関係や展開次第では厳しい戦いになる可能性が高く、過信は禁物でしょう。
💡 ポイント:人気し過ぎると買いたくない一頭。
■ 注目穴馬①
バラジ (想定7番人気)
前々走の福島民報杯では、勝ち馬シリウスコルトに0.1秒差の接戦となる2着と好内容の競馬を見せた一頭。最後までしっかり脚を使っており、力差はほとんど感じさせない内容でした。
注目すべきは、今回はシリウスコルトとの斤量差が2.5kgあるという点。この斤量差は、大きく影響する可能性があり、逆転は十分可能と言えるでしょう。
人気が少しでも落ちるようなら、妙味のある狙い目となりそうです。
💡 ポイント:シリウスコルトとの斤量差が魅力。
■ 注目穴馬②
シルトホルン (想定5番人気)
前走は完勝劇で、力を見せつける内容。エプソムカップでは3着、小倉日経賞でもドゥラドーレスに0.2秒差の2着と、オープン・重賞級の舞台で安定した実績を積み重ねてきました。
その一方で、スタートに課題を抱えており、過去には出遅れが響いて崩れたレースも。スタート五分なら、持ち味の末脚と安定感を武器に上位争いは必至。条件が揃えば勝ち負けに加わっても不思議はありません。
今回はゲートの出がカギ。スムーズなら大駆けの可能性も!
💡 ポイント:スタート五分ならチャンス有り。
■ 注目穴馬③
オニャンコポン (想定13番人気)
4走前のレース後に去勢手術を行ったものの、これまで目に見える変化は見られず、成績も冴えない内容が続いていました。ただ、管理する小島調教師によれば「去勢の効果がようやく出てきた」とのことで、ここに来て馬に変化の兆しが見られるとのこと。
気性面の変化が実戦で良い方向に出れば、ガラッと一変する可能性もあるかも。これまでと違う姿を見せてくれるか注目したい一戦です。
■ まとめ:七夕賞2025は“穴馬から”が面白い!
七夕賞はとにかく「波乱の歴史」。過去10年の三連単払戻金平均が437,302円、穴馬を軽視すると痛い目にあいます。
当日の馬場傾向を確認して、しっかりと精査していきましょう。
ぜひ今回紹介した穴馬にも注目して、馬券戦略に役立ててください!
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