レースの基本情報
- 開催日:2025年8月9日(土)
- 開催場・条件:札幌競馬場・ダート1700m ※2021年のみ函館で施行
🔍 傾向ポイントまとめ
1. 前走1700m組を重視(特にマリーンステークス)
- 過去10年で前走が札幌・函館のダート1700m組のうち、3着以内馬の半数強を占める。中でもマリーンステークスの3着以内馬は非常に好成績 。
- 過去10年の3着以内馬30頭中27頭が前走6着以内で、前走大敗馬は巻き返しが非常に少ない点にも注目 。
2. 人気&配当傾向
- 過去20年の統計では、2〜5番人気が最も効率よく回収できる。1番人気は成績・回収率とも低め 。
- 穴狙いも有効で、6〜9番人気の複勝率も一定あり、3連単やワイドでも高配当実績が多い 。
3. 脚質の傾向—先行有利
- 過去20年で逃げ・先行馬が上位独占。特に4角5番手以内を通過した先行馬の好走率が極めて高い 。
- 差し・追込馬はほとんど上位に絡まず、展開次第とはいえ評価は低めに。
4. 枠順の効果
- 中枠(4〜6枠)が最も安定した成績。内枠は人気馬以外だと不利、外枠もやや勝ち切れない傾向あり 。
5. 血統傾向
- ヘニーヒューズ産駒の好走率が高く、単複ともに回収率優秀。Storm Cat直系の血統馬には妙味あり 。
- 母父にトニービン系を持つ馬も札幌のダート1700mで高成績。近年連続で上位馬を輩出中 。
注目馬ピックアップ
ロードクロンヌ 牡4 57kg 藤岡佑騎手
ダート転向後は破竹の4連勝。その後挑んだ重賞でも3着、2着と安定した走りを見せており、充実ぶりが際立つ。
ドゥラエレーデ 牡5 57kg 松山騎手
チャンピオンズカップや東京大賞典(GⅠ)で3着に入るなど、重賞でも馬券圏内に食い込んでいる。勝ち切るまでは至らないものの、実績はメンバー中でも上位といえる。
ウィリアムバローズ 牡7 59kg 横山武騎手
前走のかしわ記念(JpnⅠ)では2着。これまでに東海ステークス(GⅡ)や日本テレビ盃を制しており、実績は十分。ただし、今回の59kgという斤量が鍵となりそうだ。
予想ポイント
- 前走1700m(特にマリーンS)組 かつ 前走連対 or 1〜3番人気 → 軸馬候補
- 枠順は中枠優先(4〜6枠が安定)
- 脚質は逃げ・先行馬を優遇
- 血統面:ヘニーヒューズ産駒、トニービン系など高評価
- 人気のバランス:2〜5番人気中心+6〜9番人気の穴馬で高配当狙い
まとめ
- 前走ダート1700m組(特にマリーンステークス)を中心に据えると的中率が高い
- 枠順は中枠重視、脚質は先行タイプがベター
- 血統ではヘニーヒューズ産駒やトニービン系に注目
- 過度に人気に頼らず、2〜5番人気と妙味ある穴馬を狙う構成でバランスを取ると◎
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