今週日曜日に開催されるエリザベス女王杯 (GⅠ)。舞台は京都芝外回り2200m、3歳以上牝馬限定。
過去データを見ると、単純な「人気=信頼」ではなく、意外な穴馬の台頭、人気馬の凡走も少なくないレース。たとえば「ここ10年で1番人気が勝ったのは…」という指摘も。
本記事では、「狙いたい穴馬」1頭と「危険な人気馬」を2頭挙げ、その理由を解説します。
⭐️ 注目穴馬
① セキトバイースト 牝4 56kg 浜中騎手
近走は「勝つか負けるか」と極端な成績が続いていますが、勝つときは早めに動いて粘り込む競馬ができた時。今の京都の馬場状態はそのスタイルにマッチしており、条件は悪くありません。
前走のアイルランドトロフィーは、府中牝馬ステークスを2連勝で制した後の休み明け。馬体重が+20kgと余裕残しの仕上げに加え、展開もスローペースからの瞬発力勝負と、この馬にとっては苦手な形になりました。
叩き2戦目となる今回は一変があってもおかしくないタイミング。京都の馬場で自分の競馬ができれば、巻き返しに十分期待できる1頭です。
💀 危険な人気馬
① エリカエクスプレス 牝3 54kg 武豊騎手
前走の秋華賞では、武豊騎手が見事に手の内に入れ、あわや勝利かという2着と能力の高さを示しました。
ただし今回は 距離延長に加えて外回りコース と条件が変わり、直線も長くなる分、これまでのような立ち回りがしにくくなる点はマイナス材料。
人気を集めそうな今回は、馬券妙味がなく、評価を下げて 見送りたい1頭 です。
② レガレイラ 牝4 56kg 戸崎騎手
牡馬混合G1を2勝しており、前走のオールカマーでも57kgを背負っての完勝と、能力の高さは間違いない1頭。
ただし、これまで重賞を勝ったレースはいずれも中山コースでのもの。舞台が替わる今回は同じようなパフォーマンスを期待できるか疑問が残る。
昨年のエリザベス女王杯でも不利はあったものの、仮にスムーズでも勝ち切れていたかというと正直微妙なところ。
実力は認めつつも、人気を背負う今回は思い切って評価を下げるかどうか、悩ましい1頭といえる。
まとめ
人気馬に不安材料が多く、今年のエリザベス女王杯は一筋縄ではいきそうにありません。
エリカエクスプレスは外す予定ですが、レガレイラをヒモで抑えるか、思い切って外すかは当日の馬場や枠順を見て判断したいと思います。
エリザベス女王杯当日の朝に【最終予想】をアップしますので、ぜひそちらもチェックしてみてください!


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