7月12日(土)、福島競馬場で行われるメインレース安達太良ステークスは芝1200mのオープンクラスのスプリント戦。夏競馬らしくスピードと展開がモノをいう一戦となりそうです。この記事では、過去の傾向や馬場状態を踏まえた予想、注目馬、そして穴馬候補まで徹底解説します。
🔍【福島芝1200mの傾向】~開幕3週目の今週からBコースの馬場に注目~
福島芝1200mは向こう正面のポケットからのスタートで、初めのコーナーまでの距離があるので枠順による有利不利はあまりありません。特にBコース変わりの今開催は、まだ芝の状態も良好で「前に行ける馬」や「内目の枠」に入った馬にアドバンテージがあると予想していきます。
🏇【安達太良ステークス2025】注目馬
◎本命:5枠8番 ティニア 牡5 57kg 戸崎騎手
🔹今度こそオープン初勝利へ!福島巧者・戸崎騎手とのコンビに期待
今年に入ってから【3着→4着→2着】と安定した走りを続けており、あと一歩のところまで来ているこの馬。内容的にも崩れたレースはなく、着実に力をつけてきた印象です。
今回は、福島競馬場を得意とする戸崎騎手を迎えての一戦。鞍上強化で条件は整ったと言っていいでしょう。
惜敗続きの流れを断ち切り、ここで念願のオープン初勝利を掴み取れるか注目です。
○対抗:3枠4番 バースクライ 牝5 55kg 石川騎手
🔹半年ぶりの実戦でも仕上がり良好!重賞好走歴ある実力馬が再始動
昨年のオーシャンステークス(GⅢ)で3着と健闘した実績の持ち主。近走もオープン特別で3着、2着と安定した成績を残しており、力のあるところを見せています。
今回は半年の休養明けとなりますが、関係者の話では仕上がりは良好とのこと。久々でもいきなり動ける状態にありそうです。
これまでの戦績からも重賞級の力を秘めており、展開ひとつでいきなり勝ち負けに加わっても不思議ではありません。
休み明けでも要注目の1頭です。
▲:1枠1番 ショウナンハクラク 牡6 57kg 三浦騎手
福島では[2-0-0-1]と好成績を残しており、小回りコースへの適性は十分。重賞でも入着争いを演じてきた実力馬だけに、条件がハマれば一発あっても不思議ではありません。
鍵となるのは内々を上手く立ち回れるかどうか。枠順や展開が味方すれば、直線での粘り込みや差し込みが期待できそうです。コース巧者の地力を見直しておきたい一頭です。
△:4枠5番 ブーケファロス 牡5 57kg 荻野騎手
福島コースで【2.2.0.2】と好相性を見せているこの馬。小回り平坦の福島芝1200mはこの馬にとってベスト条件のひとつと言っていいでしょう。
近走の内容を振り返ると、スムーズな競馬ができてなく、直線で前が壁になって追い出しが遅れたり、スタートで出遅れるなど、本来の力を出し切れていないレースが続いています。
スムーズに運べばいつでも巻き返せる余地は十分。今回は得意の福島コースで、流れひとつで勝ち負けまで食い込むチャンスもありそうです。
人気を落とすようなら妙味十分の狙い目になる可能性も。展開と位置取り次第で一発があっても不思議ではありません。
🎯 買い目
三連単 1頭軸流しマルチ
軸馬:⑧
相手:①④⑤
買い目パターン(マルチ/順不同の全通り)
→ ⑧を1着、2着、3着すべてに固定し、①・④・⑤を相手に流す
▶ 点数:18点(3×3×2=18通り)
💡【注目ポイント】騎手・枠順・展開が勝負を分ける
- テンで長く競り合うと前崩れの展開になって差し馬が台頭するシーンもある。
- テンに速い馬が揃っていない場合は、楽逃げパターンもあり。
- Bコース変わりの馬場状態もポイント。当日の馬場チェックが大事。
今年の安達太良ステークスは、馬場傾向通りの「先行×内枠」で決まるのか、それとも新勢力が差し切るのか。注目の一戦をしっかり見極めて、夏競馬の勝ちにつなげましょう!
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