【菊花賞2025】注目穴馬候補

3000mという過酷な舞台にも関わらず、「瞬発力勝負になりやすい長距離GⅠ」というのが近年の菊花賞の特徴。

いわゆるスタミナ耐久戦というより “ラストでどれだけ脚を使えるか” が問われるレースで、実際に上がり最速or2位の馬の好走率は非常に高い。

さらにデータ的に穴を狙う上で特に注目すべきはこの2点。

  • 前走で上がり3位以内 & 0.2秒以内の惜敗
  • 春クラシック不出走 or 春は力を出し切れなかったタイプ

この2条件を満たす人気薄が、過去10年で何度も馬券に絡んできています。


菊花賞2025注目穴馬

穴馬候補① 4枠8番 レクスノヴァス 横山和騎手 (想定12番人気)

6戦して〈3.2.1.0〉と一度も馬券を外しておらず、常に安定した走りを見せている。距離を延ばしたここ2戦の1勝クラス・2勝クラスをいずれも完勝しており、内容的にも余力十分。

1週前追い切りの動きも良く、いよいよ本格化してきた印象を受ける。この人気で買えるなら、ぜひとも抑えておきたい1頭。


穴馬候補②  6枠12番 ゲルチュタール 坂井騎手 (想定5番人気)

現在2連勝中で、前走は“菊花賞への登竜門”として近年好走馬を輩出している日本海ステークスを快勝。素質と勢いの面では十分に通用してもおかしくない1頭です。ただ、想定では4番人気と赤オッズ気味で思ったより人気してしまっている印象で、妙味の点ではオッズ次第になりそう。

馬体重が500kgを超える大型馬で、瞬発力勝負で速い上がりに対応しきれないタイプなのは懸念材料ではあるものの、スタミナ勝負や持続力戦になれば一発があっても不思議ではなく、展開次第では穴として狙いたい存在です。

穴馬候補③ 6枠11番 マイユニバース 武豊騎手

前走はまさに完勝と言える内容で、自分のリズムで逃げられた時の強さを存分に見せつけた一戦でした。今回も前走同様にマイペースで先手を取れれば、相手強化のここでも通用する可能性はあってもおかしくない。

血統面からも距離延長はプラスに働きそうで、もし武豊騎手が主導権を握る展開になれば、再び“ユタカマジック”が炸裂するシーンも十分に期待できます。


まとめ

例年、このレースは「春の実績馬」か「夏以降に一気に成長してきた馬」のいずれかが勝ち筋を握る傾向にあります。

特に春の実績だけで人気するタイプよりも、データ的に浮上してくる“成長中の穴馬”を拾えるかどうかが、高配当を狙ううえでの最大のポイント。

そのうえで、枠順・展開・当日の馬場傾向を見極めた上で最終予想を組み立てることが、馬券的中への鍵になる一戦です。

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