【TUF杯・マレーシアC・TVh杯の回顧】

7月5日(土)のメインレースを振り返っていきます。

【TUF杯 回顧】オーブルクールが2番手追走から直線抜け出し完勝

TUF杯を制したのは、オーブルクール(石橋脩騎手)。スタートからスムーズに2番手を取り、楽な手応えのまま直線へ。

直線では楽に抜け出し、2着に2馬身つけての完勝。

2着には3番手外を追走していたルディック(北村友騎手)がしぶとい脚を使い連を確保。3着には中断やや後方追走から直線外に出し、いい脚を使ったドンレパルス(菅原騎手)が入りました。

1番人気だったエコロアゼル(丸山騎手)は出脚がつかず、追い上げて来たが直線半ばで脚があがり6着でした。


【マレーシアC 回顧】最低人気馬の勝利で大波乱

マレーシアCは2番手からレースを進めた11番人気グランアルティスタ(小崎騎手)が、直線で抜け出しての勝利。

2着には逃げた6番人気ワンダイレクト(幸騎手)が踏ん張り、最後方から直線内をついた3番人気アウフヘーベン(菱田騎手)が3着に入りました。


レースは完全な前残りの展開。前で運んだ馬たちが有利な流れとなり、差し・追い込み勢には厳しい一戦でした。

1番人気バッデレイト(川田騎手)は中団からの競馬。流れが向かず、直線でも伸びきれずに掲示板外へ沈む形に。

2番人気コルレオニス(坂井騎手)は後方待機から進めましたが、こちらも全く展開が向かず、最後まで見せ場を作れずに終わりました。


【TVh杯 回顧】2番手から抜け出し、しぶとく粘りこむ

TVh杯を制したのは、2番手追走したナムラクララ(浜中騎手)。スタートからスッと2番手につけ、直線で抜け出し、最後はかわされそうになりながらも粘り込みました。


今回が初めての1200m戦となった一戦でしたが、半姉にスプリント界のトップホース・ナムラクレアを持つ良血馬らしく、そのポテンシャルを存分に発揮しての見事な勝利となりました。

2着には3番手外追走のソルトクイーン(横山武騎手)が入り、もう一押しあれば…という惜しい内容。3着は後方追走で直線外から差してきたソノママソノママ(斎藤騎手)が入った。


 まとめ


この日のメイン3レースはいずれも「前残り傾向が顕著」な結果になりました。

道中前目につけた馬が粘り込み、差し・追い込み勢には厳しい流れが続きました。まだ馬場がそれほど悪くなく、全体的に前が止まらない印象で、位置取りが結果を大きく左右する結果となりました。

コメント

タイトルとURLをコピーしました